タイミング的には、スペースコブラとマクロスの直前に当たるこの作品だが 不遇な打ち切りによって知名度は高いとは言えない。 しかし、羽田健太郎「ノっている」という点では随一である。 メインテーマの壮大さ、発進シーンの格好良さ、災害シーンの圧倒的な破滅感(この点に於いては白眉のバルディオスに匹敵) 救助シーンのスリリングさ、と挙げていけばキリがない。 当時のサントラLPが主題歌抜きのフルサントラという辺り、作曲家とメーカーが 如何に自信を持っていたかが分るというものだ。 願わくばコレをきっかけに未収録盤も加えた完全版のリリースを!
スペースコブラのOP、EDが収録されているCDを他に見たことがない!!!特にOPの「コブラ」はアニメソング名曲中の名曲。これだけでもこのCDを買う価値は十分にあると言えるだろう。他にもかぼちゃワインのED「青葉春助 ザ根性」やダイラガー、テクノボイジャー等、玄人受けする名曲が収録されている事も必見だ。また、ゲームセンターあらしのような有名所が収録されていることによって、非常にバランスの取れた構成であると感じる。
羽田健太郎氏初のサントラ作品集として発売された本作ですが、収録曲の3分の1程度が初CD化もしくは初音盤化の音源で占められています。聴き終えた感想としましては、一作品当たりの収録曲が少なすぎて欲求不満が募る。2枚組では少なすぎるという感じですね。まあ、「ハネケン入門」あるいは「ハネケン音楽カタログ」として聴けば良い作品だと思います。最後に、このCDを契機にハネケンさんの未CD化及び未音盤化作品が一つでも多くCD化されることを期待します。
|