どちらも、テレビ東京系で放送された高橋留美子先生の作品です。 「高橋留美子劇場」は、DVD-BOXとして近々リリースされますが、現代社会の様々な問題を提議しつつも、ペーソスの中にも面白おかしく楽しめる珠玉の13話となっています。 「人魚の森」は少し前に原作を描かれていたのですが、「高橋留美子劇場」の後番組として大好評放送中です。 これらの作品を支えるミュージックが集大成され、1枚のCDで聴けるのはとても素晴らしいことです。 るーみっくファンだけでなく、たくさんの人にも聴いて欲しいです。
人魚の森の方は暗い話ながら、良作です。 高橋留美子劇場の方は、短編なうえ原作読んでいると先の展開が解ってしまっているのでお察しください。
高橋留美子先生の人魚シリーズがテレビアニメになりました。 このDVDボックスには、テレビ放映された全11話と未放映の「人魚の傷」が収録されています。
作画崩れが目立ったアニメ版ですが、原作に忠実に描かれている点がいいと思います。 テレビ放映な為か演出に若干配慮が見られ、残酷さは少し軽減されているようです。
作品のテーマは「永遠」。 「永遠の命」を求め人は人魚の肉を欲するが、果たして「永遠」を手にした人間は 幸福と言えるのだろうか……?
偶然人魚の肉を食らい不老不死となってしまった人々。彼らを通して、生きることの意味、 死とは何かを考えさせられる作品だと思います。
私は個人的に映像美に重点を置くので星三つの評価とさせていただきましたが、 とても好きな作品の一つです。
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