Carl Craigの様々な音楽的側面が伺えるアルバムです。他のアルバムに収録されている曲と12インチのみのリリースの曲が混在しているところが難点ですが、アナログに触れられない方にはなかなか新鮮な曲も多いと思います。詳しくはアルバムのライナーノーツに譲りますが、#2、3、4、5、8、10は既にアルバム内で発表されており、CDでも入手することが出来ます。ただし#5の「Domina」は「More Songs About Food and Revolutionary Art」に収録されていた「Die Dominas」と同じエディットヴァージョンです。オリジナルは超レアなManuel Gottschingの彼女がリリースしたシングルのリミックスとの位置づけで、あのMaurizioによるミックスと共に12インチへかなり長いミックスで収録されていました。ここで聴かれるヴォイス・サンプリングは恐らくオリジナルに使われている声なのでしょう。この12インチ自体は何度か再発されているので機会があったら手にしてみてください。両面とも素晴らしいです。
#1はオリジナルミックス、完全未発表トラックは#7のみです(#10は未アルバム化ミックスかも知れません。未確認)。こうして全体を見てみると既発・CD化済トラックが多く、ややこれまで追いかけてきた人には不満の残る内容かも知れません。やはり12インチを主体に活動するアーティストだけに、その曲のCD化に対する期待は大きいものです。しかし過去のアルバムは近年発表された「The Album Formerly Known As」およびDJミックスの類しか入手が容易ではないようなので、このアルバムの価値は高いと思います。捨て曲は一曲もありませんし、これからCarl Craigの音に触れる方には彼の魅力が余さず伝わる素晴らしく内容の濃いアルバムだと思います。
Carl Craigの偉業を聴き伝えられるだけで触れる機会のなかった方にお奨めします。ベスト盤、Derrick May「Innovator」までは行きませんが、それに近い内容です。また、Vol. 1と言うことでVol. 2以降にも期待します。特に初期のPsyche/BFC名義の曲のCD化が望まれるところです。
Carl Claig と Moritz 久しぶりの競演作なので、Basic channel ファンとしてはそれだけで購入なのですが。 内容はベルリン・フィルのオケを二人の色に染めて、クラシックとテクノの高揚感が見事に融合←気持ちいいです!! 昨年の Moritz von Oswald Trio 来日時の使用機材でもあった DAVE SMITH INSTRUMENTS Prophet'08 だろうと思いますが、デジタル制御されたアナログ・オシレーターのハードシンクがアナログローパスフィルターによってスイープしていくあたりは、確実に新しい Moritz サウンドで、カッコいい〜 うちのオーディオなんかじゃなく、いい設備で大きな音で浸ってみたいです。
クラシックファンの方は、どう感じるのでしょうね。やっぱり邪道なのかな。 でも90年代によくあった安易にクラッシックをサンプリングしたテクノとは全く違います。 クラシックをリスペクトした作品ですので、是非聴いてもらいたいです
ベルリン・フィルは最近ではデジタル・コンサートホールで物議を醸してましたが、先進的/積極的な活動をしており、ジャンルの垣根を跨いで今回のような企画が湧いてくるドイツの音楽事情は、素敵だなあと思います。 そりゃアーティストも集まってくるはずだ。
これを見ると、少し物の見え方が変わるように感じます。 そしてそれが人生に凄まじい変化をもたらすことになります。 これは感じるとはどーいう事か、を教えるDVDです。
ロッキーシリーズのスタ公のライバル役で有名なピッチリパンチ鼻デカブラザーことカールウェザースの待望(誰が望んでいたのか・・・)の主演作だ! ヒロインはプリンスファミリーのヴァニティに無名時代のシャロンストーンも出ている。 ロッキーで注目されこれで単独主演と来てお次はエデーマーフェーに続くぞとカールさん自信満々だったでしょうが、敢無くコケてしまいました。ハリウッドは厳しいぜ。 本作は淀川さんの日曜洋画劇場でも何を血迷ったか放送されたこともあり、殆どスルーした方も多いと思われるが、見ている人にも殆ど記憶にも残っていないだろうと思われる有り触れた黒人デカアクションB級作だぜ。
マイクロソフトがXPに投入した技術は恐らく人が一人一世代を生きても到底積み上げることは不可能な牙城だ。それなりにガイドは必要だし、高度な扱い方をしようと思えば、オフィシャルのバックボーンはなんに着けても必要だ。
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