96年放送当時に覚えた感動は今でも忘れない。 知的障害で透明な心を持つ澄生を演じる大沢たかおは、 ただただ凄いとしか言いようのない程のはまり役。 生まれ持った美しさと誇り、心の痛みを抱えるちひろ演じる鈴木京香は 本当に誠実に表現している。 そして私にとって特に印象的だったのが、 真実の嫌な女っぷりを演じる稲森いずみに見事にはまり込んだ。 真実の意地悪な性格がそのまま稲森いずみに重ね合わせ誤解しそうだった。 (その後のロングバケーションでのももちゃん役などを見て 彼女の演技の幅広さを再確認し、誤解はすぐに消えましたが・・・) そして全てを盛り立てるのがオリジナルラヴの主題歌。 何度聴いても良いし、ドラマによく似合う。 ストーリーはもちろん、この作品には心打たれる瞬間がいくつもあります。
この季節になると思い出したように聴いてみる。
切なさが雪のように降ってきて、自分の愚かさを知る。
この曲がヒットしてた頃、私は黄色いオープン・カーに乗っていたので、せっかくの温泉旅行の帰りの高速道路でスピード違反で捕まってしまった。
大したスピードを出していたわけでもないのに、車そのものが目立ってしまっていたのだ。
それから、妙な空気にしてしまって、そんな君が今どこにいるのかは知らない…
夜明け過ぎの二月の雪
きみの部屋を見上げつづけた
きみにいつまでも見とれてたい
何もいらないよ
きみを愛しているよ 心の底から
愛はいのちよりも前にあるから
1996年 作品
最後までどうなるか分からなかったけど最後はよかった
大沢たかおと、鈴木京香の純愛ストーリーです。 他にも言わず(言えず)女性を見守る男性。 慰めようとして、雪だるまをいっぱい作ってたり、 手作りの置物や料理をプレゼントしたり。子供みたいな純愛が切なくなります。 風景も出演者もキレイな作品です!
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