婚活がこの作品のテーマ
北崎拓さんの作品らしく
その世界観にハマりました
('・ω・`)
いいよぉ♪
北川弘美さん、高橋良輔さん、秋山莉奈さんの主役三人が織りなす、少しエロティックながらも、小粋な大人のメルヘンです。もともと深夜ドラマで、短い時間枠だった為に、ストーリーに多少の粗削りな感じがあるのは否めませんが、それでも虹玉という、一見、荒唐無稽な病気をテーマに、純愛を絡めた原作もさることながら、脚本も良く頑張ったと思います。また主役三人の熱演も、ドラマにリアリティを持たせており、ともすれば現実味のない虹玉という奇病も気にならないほど、純愛を演じています。また川島なお美さん演じる女医が語る格言が、ドラマにスパイスを利かせて、シャレた大人のメルヘンにしています。今、恋愛をしてる人も、してない人も、このドラマを観て、少しだけ純な気持ちになってみるのも悪くないのでは?と思います。
どちらもなかなか面白いです☆
僕的には1作品目かな〜
エロシーンをもっと増やしてほしかった〜
クピドの悪戯シリーズ3作目も ようやく完結編。
1作目の「虹玉」は「人を想うことの辛さ」を描き 2作目の「さくらんぼ・・」は「他人同士がよりそい生きる絆」を描いた。
今回は「親から子に受け継がれる業」がメインテーマのように思う。
親は子に対して当然プラスの何かを継がせたいと考えるが 不幸にも遺伝的なマイナス要因であるとか 親の生き方のせいで最初から悲しい運命を背負わされたりとか・・・
倫と千鶴は 不幸にもそうした運命のもとに生まれた二人。
千鶴も女にだらしなかった父を見て 男性に対する生理的な嫌悪感がしみついていた。 それは最愛の倫に対しても例外でないということ。
全てが解決しても 一番救いが必要だったのは千鶴という 結末になってしまった。
双方の親たちのなかで 唯一、二人を見守る立場になった睦実も 懸命に障壁を取り除いていったが これだけは悔いが残る結果になった。
それは睦実と令子が寄り添った 「心中」のような夫婦生活と 偶然にもオーバーラップしたように。
ベッドで戯れる倫と千鶴の姿に 二人だけの幸福のあり方を望んでやまない。
そうした意味でも 本巻の描き下ろしエピローグ 「ナイショのおはなし」は 「あの雨の晩」の空白の時間を語る 最重要なお話。
令子と茂の最期の晩の真相は・・?
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