最初の「再会の血と薔薇」からもう泣けます! アルバムを聴いてなくても楽しめると思いますが、聴いてからだと新しい何かを発見します。Klahaさんの歌(巧い!)とオペラのようなソプラノの声、そしてギター、オルガン(チェンバロ?)がうまく融合して美しい! 音だけ聞くのも良し、映像だけ観るもよし・・・ 驚いたのはManaちゃんが歌っていたこと!必見です!!!
推理ものでもあり、それでいてヒューマンドラマでもあるような作品です。自分にも勿論悪意は潜んでいるし、友や自分の尊敬している恩師などにも必ず存在するかもしれない悪意という無意識のうちの意識を、この本を通して改めて考えさせられました。常に人は悪意と善意とを戦わせながら今日一日を過ごしている…その悪意が勝つとき、人は人ではなくなるのかもしれない。
好みによって賛否両論、評価の分かれる作品です。ちなみに、私は好きです。 武道館の中に建てた大聖堂の中で行われた、よりゴシック感の強い曲と構成の、ライブ映像。Album「薔薇の聖堂」を、視覚的に忠実に再現したライブと言えるでしょう。 1部は教会音楽のような荘厳な雰囲気、2部はロック色の強い構成。 前の方も書いているように、明るい曲調の物はほとんどありませんが、むしろ初期マリスへの原点回帰とも言える作品だと思います。ガクトさん時代のマリスのイメージを求めると、見ていて辛い物があるかも知れませんが。 ゴシック系の好きな方や、初期マリスの曲調が好きな方にはけっこうはまるんではないでしょうか。 このライブで初お目見えだったクラハさん、声が調に良くあっていると思います。
「きらきらひかる」がDVD化になったら、その原点である「沙粧妙子」の DVD化も決まった。放送後はVHSの他にレーザーディスクとしても発売 されていたけど、独特な映像美もこのドラマの基調。ディスク商品としての 価値のある作品だとも思う。放送時の平成7年の世相、凶悪事件などで騒が れていた。そこへ本作品の登場。 テレ朝看板「はぐれ刑事純情派」の裏枠 に沙粧が殴り込み…と言っても「あぶない刑事」の真山薫とは正反対の冷徹 な女刑事を浅野温子が演じて話題になった。回によって、沙粧が梶浦に操ら れている手下の猟奇犯との殺陣場面、70年代刑事アクションものにみられた 映像表現に近かった。第10話のエレベーター内での戦線はなかなかの迫力。 脇役も強力な布陣。 柳葉敏郎、蟹江敬三、黒谷友香、金田明夫、佐野史郎、升毅といったキャスト も濃い。飯田譲治脚本の善悪心理を交錯させた脚本、河毛俊作演出のスタイリ シュ映像美、ロッド・スチュワートのED、岩代太郎の劇伴と、細部まで徹底 して作りこんだサスペンス刑事ドラマ。 スペシャル版のほうは「踊る大捜査線」最終回翌週の同時間帯に放送されてい たため、室井管理官の前身?(松岡刑事)は出てこないというか…岩手県警へ 帰ったとかの説明がなされていた。後任に特命係長只野仁が昭和的な刑事とし て沙粧をバックアップしていた。 浅野温子はコメディ、シリアス、両極の演技が柔軟である女優。 純愛ドラマ路線が主流だった当時のフジテレビ本体制作の中では異端すぎた。 この後、同枠の刑事路線は再び万人ウケする古畑や踊るの路線へ行ったのは 少し残念である。近年ではアンフェアか。だが沙粧の迫力に及ばぬような…?
これは、今までの小説と一味も二味も違ったものでした。 今までの小説は「なるほど」と思っていくものが多いのですが。 悪意は読んでいくにつれ、「え・・・・」となっていまうのです。 1つの事件から見えてくる、その人の人間性や考え。とても奥の深い小説だと思います。 これは是非1度読んでみてほしいです。
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