久々にリリースされたエヴァネッセンスの3rd。 タイトルも心機一転という意味か、セルフタイトル。 今回は久しぶりに名前を聞いて思わず店頭で視聴をした人は多いだろう。
本作の特徴はなんといってもバンドサウンドに特化していること。 全2作はボーカル、エイミーの力強い歌声を前面に押し出したような作品であったが、 今回はメンバーも一新、力強いへヴィーロックサウンドが強調されている。 そのバックサウンドで聞こえてくるのはロックにありがちな野太い声ではなく、 エイミーの力強く、伸びのある声である。その憂いを含み、何かに必死に訴えかけるような 歌声は思わず聞き入ってしまう。 しかし、歌詞はポジティブ。東北の大地震にインスパイアされた曲もあり、 何か「生」を必死に求めるような歌声はまさしく、他のバンドにはない、このバンドの武器といえる。
感想としては、これはアリではないかと。ただ、やはり今までの作品よりバンドサウンドが前面に押し出され、 エイミーは一歩引くようになった印象だ。これは新たなにファンになる人、がっかりする人もいるだろうから 賛否両論になる作品ではないだろうか。
エヴァネッセンスが好きで、コピーしたいならかいべし!!!!!!!!!!意外と弾けるからあんまり腕に自信が無い人にもおすすめ!
ハードロックとしてはパンチが無いし、ロック好きの私にはグッとこなかったが、ソフトになった分、ポップスやJ−POPファンにも薦められる間口の広さが有る。洋楽入門に最適なポップメタルっていうところか。本格的なユーロ系ゴシックメタルを求めている人には物足りないと思うのでお薦めしません。
ヴォーカルのエイミー・リーの声質は、ハードなロックチューンよりバラードの方が似合っている。
宇多田ヒカル+リンキン・パークなんて言われているが、確かに声はちょっと宇多田に似ているし、サウンドはリンキン・パークにそっくりだが、←の2組のミュージシャンには無いゴシック的な美しさが有ります。
アーティストに関してのコメント皆さんご存知だと思いますので商品に関しコメントさせて頂きます。CDとDVDのセットになった2枚組みでこのプライスは非常にお買い得だと思いました。日本版の購入を考えていましたが、此方の輸入版との比較し価格的に大分高めに感じましたので此方を購入させて頂きました。此方のDVDはリュージョン・フリーで国内プレイヤーでも見ることが出来ました。しかも、今までのミュージッククリップは全て見ることが出来ますし新曲も有ります、ライブ映像もばっちりです。(輸入版でないので字幕等は無いのですが、それでも充分に楽しめる内容です)DVDの映像に関しても非常に凝った作りをしていて見ていて本当に飽きないです。お勧めです!読んで頂きありがとう御座いました。
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