正直最近の、日本のロックで苦いコーヒーとたばこを楽しみながら聴く曲ってね〜なとおもってたら、おっと出ましたな! 1曲目のGet Readyなんか、大人の苦みたっぷりな感じでアレンジされてるし、他の曲もOH! American Rock サウンド! 必聴の1枚ですな!
正直、パワフルなノリのよい宮原ファンには物足りないだろう。1曲目…何回も聴いていたら味がある。 そう、この一枚は何度も聴くことにより宮原の魅力を感じることができる。 ご無沙汰気味のご本人の復活を大いに期待している!
デビューから今までたくさんの活動と経験を積み重ねて来たであろう宮原学だけど、インタビューやライブのシーンのなかでの彼の表情は改めて何かの始まりを感じさせる。 フィッツビートも江戸屋も彼の足跡だけど、これからつけていく彼の足跡(FOOT STEP)に期待させる映像だった。長年言われ(書かれ)続けてきた「もっと売れてもいいのに」というセリフをあらためて実感!
1988年に発表された4thアルバム。 ビールのCMにも使われ、それなりにシングルヒットも有ったし、ラストのWithout Youは名曲。 アメリカン・ハード的なドライブ感も骨太でソウルフルなボーカル・スタイルもバッチリなのに、あまりセールスに繋がらなかったのは不思議でならない。 今でも、Without Youが無性に聴きたくなるのだが、当時CDプレーヤーを持っていなかったので、アナログ盤が実家に残るのみ。今や逆にターンテーブルを持っていないので、CDで欲しいのだけど...。 Just Like Rainとか他にも聴きたい曲もあるし、今居る英国では出回った形跡も無さそうだし、リマスターとか贅沢は言わないので、何処かCDで再発してくれないかなぁ...。
CBS・SONY時代はこれほどのペースで動画関連は発売していなかった。 しかし、再起動してから毎年ガンガンとリリースしている。当時のファンも今となっては、家庭があったりでなかなか宮原のライブへ足を運べない。その辺の配慮も有り難い。デビュー25周年を越した現在でも、ライブ前は緊張からお腹の具合がよろしくなかったりするという本人。なんでなんで、素晴らしいライブではないか!! これで物足りない方は、「おんがく白書」もオススメ。
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