エンターテイメント性の強い祭囃子編や、それ以外のと較べても、この賽殺し編は地味ですよ。どの編にも必ずあった思わず吹き出すような面白おかしい表現もこの礼では出てこない。でもやっぱり、この礼賽殺し編あってのひぐらしだと思うんですよね。
祭囃子編は物語の終盤として確かに楽しいんだけど、あそこで終わると、どうしても何かが足りない。「あぁ面白い物語だったな」で終わってしまうところを、この礼がしっかり締めて、大人でも充分納得して何かを学びとれる小説に仕上がっていると思います。あくまでも物語性重視で、説得しようとする表現はなく、けれども作者の言わんとするところは確かに伝わってくる、そういう読書を楽しめました。
サイコ・殺人・狂気等、数多くのタブーがぞっとする表現で描き込まれる「ひぐらし・・・」ですが、全編通して読んでみると、その中に確実に、生きることに対する真っ直ぐな想いが感じられて好きなシリーズです。この礼を読み終わった時、梨花の旅が終わり、ひぐらしの幕が閉じたことを実感するわけですが、寂しいというよりむしろ、どんな世界でどんな人生を生きることになっても大丈夫なんだと思いながら、幕が下りるのを眺められる、そんなエピローグだと思います。
アニメとしての面白さという点では落第点ですが まあ買うのはひぐらしの純粋なファンだけでしょうし、それはそれで。 全編ギャグ展開で、笑えるシーンもちょっと寒いシーンも満載です。 ソウルブラザーズとか悪乗りし過ぎでしょ(笑
『ひぐらしのなく頃に』のファンディスクとなっており、解の祭囃し編までプレイした方向けの内容です。 雰囲気の異なる二つのシナリオが収録されています。
まず一つ目は「賽殺し編」です。 惨劇に打ち勝ち、昭和58年6月の袋小路を潜り抜けた梨花達のその後を描いたお話。 全編シリアスな展開でファンディスクというより続編と言っても良いと思います。 今までのひぐらしのシナリオとは一味も二味も違う展開で目が離せないはずです。 次回作『うみねこのなく頃に』へと繋がる内容もチラッと出てきますのでそういった意味でもプレイ必須な内容と言えます。
そしてもう一つは「昼壊し編」です。 賽殺し編とは打って変わってコメディタッチのお話。 本編の方では意外と少なかった恋愛要素もあり結構ドタバタした展開です。 気楽なノリなのでこちらの方がファンディスクっぽい内容と言えるかもしれません。
ひぐらしを締めくくる意味でも是非最後にプレイしてみてください。 ひぐらしが好きな全ての方にお勧めです。
出題編、解答編をプレイしてから本作を始めました。
ファンディスクに位置付けられる本作ですが、結構なボリューム感を感じられます。 シリアス、コメディ、エロ暴走と話のテイストが違うものが揃っているので、ファンは喜べる部分があるでしょう。
シリアスな話がひぐらしの最終目的の世界なので、出来れば解答編でプレイ出来れば区切りが良かったのに、と思います。
bestアルバムとしては完成度高!!。 ひぐらしOPだけ期待してたけど。 他の歌も最高です。5☆でも足りない位。 聞いて損なし。
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