個人的なことだが、私は所有しているジャズのCDのなかでボーカル盤の割合がかなり低い。別にボーカル作品が嫌いなわけではない。あまり購入しない理由はバックの演奏にあって、ビッグバンドやストリングスだと面白みを感じないのである。歌手本位で選ぶのが正道なのだろうが、個人の嗜好なのでいかんともしがたい。この作品はそんな私の好む要素をてんこ盛りにしてくれた最愛聴盤のひとつである。当然ながらサラの歌が素晴らしい。ジャズボーカルの真髄ともいえる"バードランドの子守歌"、片想いの女心を切々と歌う"ジム"、さらに"セプテンバーソング"に至っては素晴らしさを表現する言葉が見当たらないほどだ。もちろん他の曲もいい。そして、バックをつとめるのが私好みのスモールコンボで、ひとつひとつの曲を一層味わい深いものにしている。ブラウンはもちろんだが、ポール・クイニシェットのテナーサックスがひときわユニークだ。レスター・ヤングそっくりのどこか頼りなげな音色とソロがとにかく楽しい。「名盤」という言葉はやたら使うと価値がさがるのであまり用いないようにしているのだが、本作品はジャズボーカル屈指の名盤であり、 選曲の良さなどから、ジャズを聴き始める人に勧めても間違いのないモノであると思う。
大人のロマンスの体裁はとっていますが、ロマンス部分を取ってしまえば小中学生にもお勧めできるすっきりしたお話 登場人物が魅力的でストレス無く読めました
芯の強いヒロインのララも頼もしい将軍のキアも大好き! 脇役もみんないい味をだしています 久々に見つけた続編が待ち遠しく思える作品です
Sarah Vaughnの作品でおそらく最も売れたアルバムは、「Sarah Vaughn with Clifford Brown」であろう。小生のFavoriteでもある。しかし、Sarah Vaughnの全キャリアの中で代表作を1枚挙げよと言われれば、躊躇せずに本作を挙げる。 なぜなら、Track No.1からTrack No.8のすべてが、聴く者の心を捉えて放さぬ名唱ばかり−すべてがクライマックス−だからである。Roland Hanna:Piano,Joe Pass:Guitar,Andy Simpkins:bass,Harold Jones:drumsの伴奏も「いかす」という以外の形容詞を見つけることができない。。 アメリカが生んだ雑多な音楽文化を昇華し、リスナーの偏狭な音楽のジャンルさえ易々超越する唯一無二の存在である彼女の畢生の作品として、すべての音楽ファンに聴いてほしい。
何となく気持ちが沈んでいる時も、彼女のラバーズ・コンチェルトを聴くとうっとりして気持ちがはずみます。そして さらにラブを聴けばもう完璧。すっかり元気が出て何でも頑張れちゃいます。 彼女の歌唱力と声、それに表現力からでしょうか。
僕にとってこの映画を語ることは800字では到底不可能。
|