和田慎二らしいアクションもの。代々の人形遣い師の家に伝わる木偶にまつわる話らしい。でも、物語の導入ということで、ヒロインの鹿嶋凜は、一体どんな学校に留学していたの(夜中に爆破までおこして脱出しなけりゃならない学校って!)とか、なんでバイオリニストの麻丘雅は殺人を犯してまで、木偶を奪ったの?とか、人形のくせに刃物振り回したり、毒蜘蛛吐いたり、傷をいやしたり、オマエラ一体何?とか、まだまだ謎は満載。この物語の世界観は、これから徐々に明らかになっていくのでしょう。でも、久しぶりに新作が読めてうれしい!!
和田慎二氏の作品は、殆ど読破?してきた。元気をもらってきたクルト。明日香は帰ってくるのか?飛翔は今どうしているのか?アマリリスは元気なのか?でも今は、リンが心配。ガラスの仮面化しないことを祈っている。私の一生が終わるまでに、それなりに、心残りのないようにしていただきたいと願う作品です。単行本が出て、手にしたときに一気に、あっという間に読み終えてしまう貴重なシリーズです。
先程間違えてしまいましたが、まだ続きがあり喜んで読んでいました。私もそれなりに楽しく読んでいますが、子どもほど笑えないのは、年齢のせいでしょうか?
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