聖書にもとづくキリスト生誕のお話です。 いままでもたくさん映画化されていますが いままでのものは、聖書を忠実に追ったものでした。 この映画は、その中で、息づくひとり一人の 心の動きが読み取れるものでした。 特にわたしは、ヨセフが好きでした。 本当にこんな状況であったら、 マリアが不倫して誰かの子を身ごもったと思っても・・・ 不思議ではなかったでしょう。 事実最初は、そう思いました。 しかし、心の清いヨセフは、 「私が石を投げなければ誰も石を投げないだろう」と。 そんなマリアをかばいます。
神からお告げがある前に、 彼は自分で自分の生き方を表明します。 その後もたんたんと、 しかししっかりとマリアを守っていきます。 この映画は、マリアのお話しである以上に 私にとっては、「ヨセフ」の生き方の話であるように 思えました。 みなさんも、そんなヨセフを 感じてみてください。
特別ものすごい訳でもなく、普通のジッポーなんですが、大変気に入りました
何冊もの詩集からお目当ての詩を選ぶ必要がなく これ一冊でOK。 ただなんか意味ありげな詩をこの本で探してみたがないということはあったので すべてのドイツ語詩が収録されているとはいえない。巻末に索引がありとても便利。フランス語詩はない。女性の手のひらサイズで表紙が柔らかい紙なので(分厚いが)手で持ってぺらぺらめくりながら読める。
アーノルド・シュワルツネガーの妻である Maria Shriver が子供達にアルツハイマーについて教えようとして書いた絵本です。アルツハイマーの家族を持った子供達、祖父母を持つ子供達、持たない子供達、そして大人達、全ての人達にこの病気について知ってしてもらうための本です。アルツハイマーとは何か、家族がアルツハイマーになった時に何ができるか、何が一番大切なのかが述べられています。この本が出版された時、CNNのインタビュー番組でMaria Shriver がゲストとして出演しこの本が紹介されているのを見て、ぜひ読んでみたいと思いました。タイトルは彼女の子供の言葉に由来するものだそうです。イラストもほのぼのとして美しい、すばらしい絵本です。
第一次世界大戦で頭部を負傷し、予知能力を得たハヌッセンの物語。はじめは奇跡的な力で予言を行う芸人にすぎないが、名声を得るに従い、ナチに支配される第三帝国で政治の世界に巻き込まれてゆく。画像の美しさ、ブラウンダウアーの個性的な演技、物語の緻密さにより内容は地味だが迫力のある映画に仕上がっている。日本での知名度は低いが、映画としての完成度は高い。
|