私は沼正三のファンですが、ファンというだけでなく、普段見ることができない「マゾの世界」が見れる面白い本だと思いました。また、「家畜人ヤプー」や作品論の時とは文体が全く違い、エッセイなのでかなり読みやすいです。ところどころに笑いがあります。戦後の風俗についても語られていて、時代をうかがえる貴重な内容です。沼正三、戦後の時代が少しだけ分かる本なので、かなり満足しました。本のデザインもシックでおしゃれです。それと沼正三といえば、本文の前に、ある作品からマゾ的な文章を一部抜粋しますよね。この本の全ての章にもそれがあるので、自分の知らない本のタイトルが知れてお得な感じがします。お得といえば、彼の未完小説も載せられているので、そちらも楽しめます。
この話はSMなのかSFなのか、歴史物なのか宗教ものなのかわからない。多分、その全部だと思うけど…。家畜人ヤプーを執筆するにあたって、世界観をつくりあげるために必要な知識を作者が収集したのならその執念に感服する。執筆する以前から有していた知識により構成された物語なら、作者の沼正三とは何者だろう?これぞまさに温故知新。現代人にも十分通用する空前絶後の奇書。
沼正三ファンは読んで損はありません。どうやってこの変態作家が出来上がったのか。。。興味深く読ませてもらいました。
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