基本となるコンビネーションや連続技の選定は今ひとつですが、技表・技解説共に 見やすい構成の誌面だと思います。 どうしようもない欠点は、技名・写真の誤植が多すぎること。
条件クリア後に存在が明らかになる、一部の技のコマンドが掲載されていない点で 新紀元社刊に劣りますが、攻略本としての出来はこちらが上です。
個人的に待ちに待っていたタイトルが、
遂にNEOGEOオンラインコレクションに加わるので
今からワクワクしています。
このバトルアーカイブズ1では、シリーズの第1作目
「餓狼伝説 宿命の闘い」から全てを一新した野心作、
「餓狼伝説 3 遙かなる闘い」まで計4タイトルを
収録しています。
4タイトルの中でやはりお勧めなのはアーケードで
最もヒットした第3作「餓狼伝説 SPECIAL」ですね。
現在の視点で見ると全てにおいて古くさいのですが、
それをいうのは野暮ってモノです。
どこまで、ネオジオに忠実であるか、それこそが
NEOGEOオンラインコレクションにおける最大の焦点で
あるのですから、その辺を理解していただいた上で
プレイして貰いたいな、と思います。
ネオジオのゲームでは一番好きな完成度の高いゲームのサントラ盤です。ゲームを知らない人が聞くの冬ソナを知らずに冬ソナのサントラを聴くのと同じで辛いでしょう。この頃は1500で発売されていて良かったですね。譜面も読めないし書けないし、和声などの音楽用語の意味、機材など自分は音楽の知識がないのでCDの感想を書くのは難しいですね。自分が音楽を聴くのはイタリア語でフランス語の字幕の映画を見ているような物だから。
オンラインコレクションはKOFオロチ編以来に買いましたがやっと練習モードがつきました。それに技リストも。RB2ではオンコレ以外でもできたかは分かりませんがアルフレッドが使えるようになっています。カラーエディット、アレンジBGM、画面デザインあたりはオロチ編と一緒ですね。対戦専用モードやサバイバルなどのおまけはないのでオフのみや対戦相手がいないときついかもしれません。
古いゲームですけど餓狼MOWみたいにフェイント技や避け攻撃があったり、ライン移動やブレイクショット(ガードキャンセル攻撃)等いろいろやることがあって今やっても楽しいと思います。勝ちセリフもないしなんか演出が寂しいなーと最初は思いましたがその分サクサク進むので対戦するには実はベストな仕様なのかも。その名のとうり懐かしんでコレクションにするもよし、対戦に熱くなるのもよし!な出来ですよ。
ただし、格闘技ゲーム全盛期に、餓狼のファンだった人に限るかと思います。
あるいは、格ゲー全般が好きだった人、当時ゲーマー、ゲーム好き、ネオジオ好きとかは、懐かしいと思うかもしれません。(多分、やや小さめの音で静かに流している分には不愉快になるようなものではない、出来の良さと思います、それくらい、当時のSNKサウンドチーム“新世界楽曲雑技団”は優秀且つ、他にない個性と力をもっていました。)
このアレンジは、オリジナルネオジオROMではなく、
あとから発売されたネオジオCD版のゲーム中のBGMとして使われていたやつです。はっきり憶えています。
正直な話、この生の音源でネオジオのグラフィックに合うかどうかと言われると「…」って感じでした。
やっぱりネオジオはネオジオの音源がしっくりくるんです。当時としてはネオジオのBGMも迫力ありましたから。だからネオジオCD版はあまり好きになれませんでした(ロード長過ぎだし、詐欺的本体価格でしたし)
でもですね、聴くだけとなると、このアレンジがなかなか格好いいのです。
中でも、この餓狼伝説スペシャルのアレンジは、オリジナルのイメージを壊すことなく、格好よく仕上げているので、激安で、しかも美品があるということだったので購入してみました。残念なことは、二枚に分かれているのです。もう一枚も購入しようかと思っています。パート2の方が好きなステージが多かったので、こっちから買いました。
唯一の欠点は、当時のSNKのイメージキャラだった千葉麗子(ジュウレンジャーの人)の歌、あれはいりません。別に出せばいいのに、こういうところがSNKをダメにしてったのかなぁと。出来がいい曲揃いで、最後にちょっと恥ずかしいものが入ってる感じです。
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