貧乏だけど愛がある、仲良く喧嘩が出来る兄弟がいる、周りに変な大人がいる、それが全て揃う事はほとんど奇跡に近い。裕福で真面目な親の元で育った子供が面白い訳がない。
日常生活の中の誰もが身近にいる人をネタにして特徴をつかんで笑いにしている。とくに関西の地にいる特殊な変わり者と呼ばれるおっさんを、中川家ならではの視点で笑いに変えているのが特長だろう。さすがプロ。他の芸人は有名人をネタにして笑いを取るが、中川家は普段着の生活の中にいる、何処にでもいる庶民をネタにしている。そこにスタイルにハマってしまう。関東からみると、関西の当たり前感覚は関東では特殊である。普通は関わりたくない関西人と関わって中川家はリサイクルしている感じがおもしろい。特典映像は中川家のネタ作りのシーンを映していてお得です。秋の長夜におすすめです。
今や舞台にTVに引っ張ぱりだこの中川家。そんな2人の初めての単行本が登場しました。1996年のABCお笑いグランプリや、2001年のM1グランプリで会場を沸かせた漫才や、厳選された物まねなど、中川家の魅力が満載。何だかライブを見ているような気がして、本当に楽しいです。他にも学力や器用さ、集中力や発想力を競った兄弟対決もあって、普段では見られない2人の一面も、この『中川家ガイド』では紹介されています。 また、生い立ちから現在に至るまでを中川家が語るロングインタビュー、先輩である今いくよ・くるよさんとの座談会、後輩芸人たちの座談会など、中川家の素顔がクローズアップされているところも興味深いです。正直、ここまで充実した内容だとは思っていなかったので、買って本当に良かったと思っています。
3歳になる息子は、鉄道模型を握りしめていないと寝付かないくらい、鉄道大好き。 母親の私は、電車に乗るのは大好きでも、鉄道に関する様々なことは全く知りませんでした。 身近に鉄道に詳しい方もいらっしゃいませんし、鉄道の世界は余りにも奥深そうで、本を選ぶにしても、何を選んだものか、という、ど素人なもので…。 この本は、大好きな中川家礼二さんの本と言うこともあり、発売日に即購入しました。 礼二さんや皆さんの楽しそうな姿も拝見できますし、(ひとが、好きなものに夢中になっている姿って、見ているこちらもなんだか嬉しくなっちゃいます。) 関東の私鉄各社まんべんなく紹介されていて、トリビア的にも、とても面白く拝見させて頂きました。 息子も、毎晩「読んで」「読んで」と喜んで見ています。 美味しいもの紹介ページも、食べたいねぇ。と、親子で楽しんでますし、 見ているだけでも、電車に乗って、どこかに行きたくなります。 鉄道に詳しい方は、物足りないと思われるのかもしれませんが、 私と息子的には、大満足の、星五つです。
テレビでよく見るようなネタは少なめ。二人のトークや漫才、ものまねを期待していたので、ちょっと肩すかしを食いました。抱腹絶倒と言った感じではないですが、ご両親のインタビューや、中川家の二人による「オトン・オカン」のものまねが収録されていて、中川家のルーツがちょっと覗けたお得感はあるかも?タイトルの“二人息子”は「あぁ~そっちのか!」とちょっとほんわかします。
|