福島県のおぼしい店を探してもありませんでした。つま先だけの簡易な滑り止め もありましたが本商品のように踵もカバーされる滑り止めは安心です。もう凍った アイスバーンで恐怖を感じながら皮靴で歩く事はありません。商品写真だけでは ごっつい感じですがスーツに履いている革靴でも違和感ありません。そしてコノ価 格にはありがたいです。いつも、アイスバーンではない地域の方は持っていて損は 無いでしょう!!買って大満足です。装着(脱着)も簡単です。
2013年の熱帯夜にクーラーなし/扇風機のみでも 6 ~ 8時間位はひんやりと。
解説によると,自然科学分野の一般向けの本としては,ファーブルの「昆虫記」やファラデーの「ろうそくの科学」に並ぶ名著とのことです.
著者の雪に関する研究に関する話がメインで書かれていますが,やさしく書かれており楽しく読めます.研究のとっかかりは雪の結晶の写真を撮ってみるといところから始まります.そんなお気楽な話で大学の先生の仕事になるのかと思いましたが,気温や水蒸気の過飽和度によっていろいろな形の結晶ができるというのはなかなか興味深いものでした.そして雪の結晶の形と温度や過飽和度との関係を解明することによって,直接観測できない上空の気象状態を知ることができると言われて,こういう研究も役に立つんだと改めて納得でした.
写真が白黒で見づらいのが難点ですが,美しい写真はケネス・リブレクトのThe Little Book Of Snowflakesなどで楽しんでいただくとして,こちらでは雪の不思議を堪能してください.
最初、他の方のレビューを見て迷いましたが、届いてみたらとてもステキでした! 色もいいし、白雪姫の表情も本物です! シールは貼りやすく、簡単です。 シールは3分の2程度しか貼りません。なので、右側白雪姫の襟辺りから切り込みが入っています。もったいない気もしますが、そうしないとiPadのアップル部分を持っているように見えないんです。 これは特別感ありで気に入ってます!
ドイツに亡命していたトルコの詩人が祖国に帰り、少女の自殺が多発している町を調査するが・・・というお話。 トルコの陥っている政治と宗教の相克の凄まじさが、日本のそれと比較にならないくらい複雑で入り組んでいるのが痛いくらい判る小説。たかがスカーフをまくかどうかだけで自殺したりするのが、信仰心のない私のような世俗の塵芥にまみれたいいかげんな人間にはよく判らず、宗教というものがいかに人間にとって心の桎梏になりうるかが不可解でもあり壮絶だな、と思いました。この政治/宗教の部分が結構複雑で理解しにくくもありますが、訳者あとがきで親切に解説してあってなんとか読み切れました(訳者の方ありがとうございます)。 そこに人間の営為の根本である恋愛を絡めることで、著者はこの小説に普遍性をもたらすことを目論み、見事に成功しているように感じました。 美しくもあり、時には汚れ、迷惑でもあり、脆く儚い属性の雪がタイトルの「雪」の政治、宗教、恋愛、詩に対する暗喩ではないかと思いましたがどうでしょうか。 そしてどんなお話を書いても圧倒的に面白くなってしまうパムクの真骨頂は今作でも健在。他の作品でも読んで思いましたが、この人の場合殆ど恋愛部分がプロットの牽引役になっているのは偶然なのか、意図的にそうしているのか、人間が逃れられない宿業との信念があるのか、パムクを読む上で理解の一助になるのでは。 ここ20年くらいの世界を見渡して説話芸術においてこれほど面白い作家を私は知りません。更なる紹介に期待します。また、私事ですが雪の降る季節にこのような小説を読めたのも僥倖でした。
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