前作が良かったので、続編も期待して観た。 いつものキャラをいつものように演じて、そこは大泉洋も松田龍平も十分楽しめる。
が、今回はストーリーもアクションも平板で起伏がない。
例によって、いろんな謎を引きずりながら物語が進んでいくのだが、ふたつある物語の根本動機(敵側と味方側)がいまいち弱くて、ミステリーとして貧弱。いちばん最初の謎、殺人犯はいったいだれなのか、っていう謎解きも幕引きはなんだかあっけない。 いちばん違和感があったのが、一般市民がひいきの政治家を守るためにバットを振り回すっていう設定。エジプトならともかく、いまの日本ではまったく現実感がない。たしかにフクシマ後、反原発デモは盛り上がった。しかし、小熊英二氏の「社会を変えるには」で、近年の原発デモは日比谷や安保のころのような暴力的な民衆の政治への関与ではない、といっていた。本作はちょっと世相を読み違えている気がする。
映画としては映像、アクション、ストーリー、登場人物の情感、どれをとっても、前作の方が圧倒的にいい。 でも、3がでたら、きっと観に行くだろうなと思う。映画の出来はさておき、主人公ふたりのキャラで持っている映画、ってことだろう。その意味では十分に楽しめた。まずまずだと思う。
悲しい中にも一途さと凛とした強さがあり、憎い小技も効いてた前作に比べると雑多で監督が遊んでしまった感アリアリな今作は評価はやはり落ちます。 ストーリーについてはミステリーな部分もあるんで書きませんが、犯人は意外な人物ではありますが動機付けがイマイチ… 劇中、大泉探偵が着てたジャージが1で大泉を襲うチンピラと同じだったのだが狙いなのかな?
ま、ゆまちんが出てるし次回作も決まってるんで期待込み3つで。
属さないことを強みとしていながらも、 周囲には、見返りなく助けをさしのべるキャストの面々。 見た目では判断できない、内面を描く姿勢が、 何故か惹かれる作家です。
最後に、何がエンドなのか。何のために事件を追ったのか、 " 俺 " が、亡くなったイラストレーターの代わりに 成し遂げる " 詰め " が見ものです。
とにかく初期型より静か。
トップローディングで、ボタンを押すと蓋が左にスライドして開くのですが、閉める時に押しても無反応。 …手動なのかよ!と思わず失笑してしまいました。 「開閉ボタン」ではなく「開ボタン」なんですね(笑)。
そのあたりも含めて、本体はややチープになった感じがしますが、小さくなったので良し。
しかし年末には次世代機が出るというのに、痛い出費です…もう少し安ければ。
内容は単純でしたがとても飽きずに面白い映画です。大泉洋はおもしろいね~
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