少々“やすい”、製本にお金がかかっていない感のある本ですが、これからブラジルに駐在される方、現地採用で赴任される方、頻繁に出張される方にとって必携の書ではないかと思います。 痒いところにも手の届いている、とても親切な内容でした。
2008年刊ですので、そろそろ増補版が必要になってくると思います。
ドリームチーム時代のバルサの雄姿を見ることができる、現在購入できる唯一の商品。
フリーキックは入らないが、クーマンの正確なパス、ストイチコフのドリブルとシミュレーション、若き日のグァルディオラの雄姿を拝むことができる。分厚い中盤から仕掛けられるダイナミックな攻撃は、現在のバルサとは違った魅力がある。
また、トニー・セレーゾ、若き日のカフー、後の米国W杯で10番をつけたライーなど、豊富なタレントを揃えてバルサを迎え撃ち、わずかなチャンスをものにして勝利をつかんだサンパウロの奮闘も見事。
近年南米側のタレント、実力不足が指摘されている中、この時代は双方互角で見ごたえ十分。
試合はともかく、ソフトの問題点は実況がすべて英語なこと。そのためスタンドで観戦するリネカー(元バルサ)へのインタビューもかき消されているのが残念。
森山大道がサンパウロに撮影に行った際のドキュメントだ。 森山は街を歩く。撮る。歩く。撮る。歩く。 写真は「記録」であり、「記憶」となる。
森山は同じ南米のブエノスアイレスは情感的であり、サンパウロは乾いている、という。 そして、サンパウロのほうが好きだ、と。 森山の写真は「もの」である、と思う。そこに「情感」はない。 森山の写真が海外で評価されるのは「もの」は世界共通であるからだ。
森山は「もの」を求めて歩いているのはなく、今ここにあるものをカメラを通してフィルムに焼き付け、更に印画紙に焼き付けて「もの」に変換していく。
彼は媒体なのだ。
18才のラクエルは暗く冴えない女の子で家庭環境にも問題を 抱えている。 そんなある日、同級生からのセクハラといじめをきっかけに 家出して自立することを決意する。
「ブルーナ」と名乗り娼婦となった彼女は、初々しい魅力と 顧客との体験をブログに書く事でまたたく間に人気者と なる。
一躍時の人となった彼女を待ち受ける栄光と挫折。そして最後 に彼女が得たものは何か・・・
要は題材を娼婦にした、「コヨーテ・アグリー」や「カクテル」 のようなサクセス・ストーリーと言えば分かりやすいかも知れ ません。
エロに関しては題材が題材だけに直接的な描写が多く、前半は 暗く淫靡な感じですが、中盤にかけてはあっけらかんとした感じ でエロいコスプレを着たり、いろんな性癖を持った顧客(彼女の 聖水で顔を洗ったり)をノリノリで相手したりと、楽しいエロを 見る事が出来ます。 そして終盤のとんでもない状況を見て驚きますが、自伝を映画化 したとの事なので、これが実話だと思うと、大げさな題名も納得 の映画でした。
★を一つ減らしたのは、パッケージの「私は欲しいものは手に 入れる女」という煽り文句のせいで、彼女がお金や物欲の為に 娼婦をやっているように誤解されそうなので減点しました。
情報が古いのか間違った情報だったのかはわからないけど、行きたい場所に行くのに迷子になってしまいました。 1人旅だったので手持ちにあると便利でした。
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