文明開化で西洋の芸術が入ってくる中で偉い人を銅像にするってのも入ってきた しかしいざ銅像にしてみれば、邪魔ものあつかいされるは 景観とミスマッチだの、胴長短足は様にはならないと言われるなど散々 しかも個人の名誉欲だけで建てる輩が出てきたりしてひんしゅくを買うようになる そうこうしているうちに、昭和に入っての中で忠臣を顕彰する文化が復活し 放置気味だった銅像も手入れがされるようになるが さらには戦時体制のもとで金属回収で鋳つぶされるものが出てくるようになった 結局は、珍しがり、馬鹿にし、ほめてみて、(資源として)ありがたがったわけだ 戦後は芸術系のすっぽんぽんの銅像が増えた訳なのだg まあ戦前の偉人系の銅像とまあ立ち位置的には同じだろうね
不況、混迷の経済状況の中で、一つのヒントをもらった気がする。 温故知新=今こそ二宮翁に学ぶことがある。
日本中の公園や社寺仏閣に飾られてある銅像がどれほどの数に上るかは知りませんが、その中で筆者が厳選した約200点の銅像だけを収めた写真集です。
銅像のモデルの生年(推測も含む)順に、1ページに1点から2点を紹介してあります。全てここ10年ほどで撮影されたものですが、モノクロ写真です。銅像そのものが元々ブロンズ色をしていますので、支障はないでしょう。 188ページ以降に「銅像・像主解説」があり、それぞれの像の所在、制作、設置、モデルとなった人物の歴史的な事象等が簡単ですが、十分な説明が記してありました。所在地別図版一覧もありますので、実際に訪れる際の目安になるでしょう。
冒頭の「近代日本の銅像」は、三重県立美術館副館長の毛利伊知郎氏による解説で、銅像の意味合いや位置づけを5ページほどの分量で概観してありました。それを読みますと、「明治20年代頃から本格的に始まったわが国の銅像設置の動き」に対して具体的な制作事例から解き明かしてありました。 近代の銅像に関する参考文献やホームページのアドレスも記してありますので、本書を読んで関心を持った方が次のステップに進む際の情報源として有用でしょう。
古代〜平安時代からは、眉山公園の神武天皇、豊橋公園の神武天皇、朝日山公園の古代武人像から始まり、浮橋新橋の源義経や武蔵坊弁慶などが掲載してありました。 鎌倉〜安土桃山時代では、源氏山公園の源頼朝、皇居外苑の楠正成、東京国際フォーラムの太田道灌、JR甲府駅の武田信玄、清州公園の織田信長などが収められていました。
江戸時代では、駿府公園の徳川家康、青葉山公園の伊達政宗、近鉄上野駅前の松尾芭蕉、JR水戸駅の水戸黄門、泉岳寺の大石内蔵助、三条大橋東詰の高山彦九郎がありました。 明治維新前後では、照国神社の島津斉彬、東光寺の吉田松陰、桂浜の坂本龍馬、功山寺の高杉晋作、靖国神社の大村益次郎、上野公園の西郷隆盛、京都ホテルオークラ前の桂小五郎などが掲載してありました。
明治(中・後期)時代では、大阪証券取引所の五代友厚、JR中津駅の福沢諭吉、岡城跡の滝廉太郎が、大正・昭和時代では、中央公園の山県有朋、上野公園の野口英世、早稲田大学の大隈重信、北の丸公園の吉田茂があり、180ページの番外編には、水木しげるロードのねずみ男、柴又駅前の寅さん、洲本市の瀬戸内少年野球団などが紹介してありました。
なお本書の著作の金子治夫さんは、プロカメラマンとして写真スタジオを大阪で開業している方で、銅像の写真撮影をライフワークとして撮り続けてこられた方でした。
エリック・サティの歌曲集。 マディ・メスプレ(ソプラノ)、ニコライ・ゲッダ(テノール)、ガブリエル・バキエ(バリトン)、アルド・チッコリーニ(ピアノ)。フランス語の歌詞と日本語の対訳がついている。(パッケージには対訳付きの記載がない)
北海道から沖縄まで各地の日本の銅像を集めた本。 あんな人やこんな人も銅像になっているのか〜と、ついニヤけてしまった。 ご当地武将やご当地偉人を一気に知ることができ、歴史ファンなら半日は潰れてしまうのではないでしょうか(笑) それにしてもこれだけの全国の銅像の写真を集めるのはすごい!
掲載されている武将は歴史人物がメインだったけど、昭和などの近代〜現代に特化した続編に期待します!
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