最高裁の疑惑を追及する森ゆうこ議員。2012.07.30参議院決算委員会
最高裁 最新動画


日本の最高裁を解剖する―アメリカの研究者からみた日本の司法

本書は2部から成る。
第1部は、「保守的最高裁の解剖」と題して、日本の最高裁がなぜ世界的に見ても保守的なのかの解明を試みている。
第2部は、「日本で違憲立法審査が十分機能してこなかったのはなぜか」と題して、最高裁が違憲立法審査に極度に消極的であることの理由について、種々の説明(歴史的、文化的、政治的、制度的理由)を検討している。
外国の研究者の書物であるが、日本国の司法制度をよく研究されているし、7人の現職(当時)又は退職した最高裁裁判官などにインタビューした結果を適宜用いており、内情に迫ろうとしている。もっとも、当然とも言えるが、これらの元最高裁裁判官はいずれも匿名であり、推測も困難な程度にしかインタビュー結果が引用されていないので、その点は残念である。しかし、これはやむを得ないだろう。

第1部は、「世界を変革することを夢みる左翼がかった法学徒」が最高裁を進歩的方向に変革しようと試みて、最高裁長官をめざすとき、どういう道があり得るか、最高裁長官に就いたとしてその目的を実現できるのか、といった提起で議論を進めている。
この設定が面白く、あらゆる方向から検討して、この法学徒の試みは絶望的であることが丁寧に論証されている。そして、その論証を通じて、最高裁を頂点とする司法制度を解明している。

第2部は、最高裁が違憲立法審査に極度に消極的であることの理由について、文化的説明、歴史的説明、政治的説明、制度的説明を丁寧に検討して、前2者は説得力が乏しく、政治的説明と制度的説明が回答になるとしている。もっとも、論旨は第1部と重なる部分も少なくなく、第1部に続けて読むと、それほど目新しさは感じられない(有益な情報や視点もあるにはあるが)。また、初出が民主党政権時であったため、今更論じても意味が乏しいと感じさせられる議論もある。そういうわけで、第2部は、第1部ほどには意義を見いだせなかった。

とはいえ、全体としては、最高裁の超保守性の要因を面白く解明している。翻訳だが軽妙な文体で読みやすく、分量的にも簡単に読める。一読してもいいだろう。



最高裁の罠

森ゆうこ氏の『検察の罠』には、著者本人の丁々発止のやりとりに、格闘技ばりの臨場感を覚えたが、この書は、また違った意味で大変に重要な著作である、と感じた。

何より、戦いの対象が、司法の「本丸」ともいうべき「最高裁」であることが大きい。
そして、著者の志岐武彦氏が、まったくの「一市民」ゆえに、利害ではなく純粋な正義感で、国民の権利を行使しながら、権力の奥深くまで斬り込んでいる。
さらに、哲学者で文芸評論家の山崎行太郎氏が、「小沢裁判」を通して暴かれた「最高裁の罠」が、「戦後日本」そのものが抱える問題であるとの本質を見事に読み解いている。
最後に、司法権力の“実害”に遭った石川知裕氏が登場して検察の暴走ぶりを、実体験に基づいて証言。志岐、山崎両氏の主張の確かさを感じさせる。

具体的な構成は、次の通り。
第一部「検察審査会は本当に開かれたのか」(志岐武彦氏)
第二部「『小沢事件』を読み解く」(山崎行太郎氏)
第三部「検察審査会は有罪偽造装置だ!」(山崎氏による石川知裕氏へのインタビュー)

志岐氏は、「検察審査会」を調べる過程で、一つ一つ湧いてくる疑問符を、ごまかさずに追求していくと「最高裁事務総局」という、司法権の中枢にまでたどり着く。
情報開示を求めては、巧妙に断られ、それでも粘り強く押し返すなかで、「ほころび」を見つけ出していく。その真剣勝負の受け答えは、森ゆうこ氏の著作ばりの興奮を覚える。
その結論として導いた「『検察審査会』じたいが開かれなかったのでは」との「仮説=合理的帰結」(154ページ)には、まさに驚天動地! 並の推理小説より、はるかにスリリング。
志岐氏のケタ外れの行動力、胆力と思索力に敬服の至りである。
このプロセスを、志岐氏と共にたどり、その推理を読むだけでも、十二分に読書の価値があるほどの代物である。

本来、「法の公正」の最後の砦であるべき「最高裁判所」に「不公正」があったとの指摘は、「国家」の信頼の屋台骨を揺るがす重大事である。だからこそ、この書の持つ意味は重い。

石川氏へのインタビューの最後に、山崎氏が発した言葉が胸を衝く。
「小沢一郎を好きでない人は、公正に小沢一郎を有罪にしなければならない。不公正に有罪にすれば、後世、小沢氏は冤罪の被害者、悲劇のヒーローとして甦るだろう。(中略)だからこそ私はあえて挑発的に言うのだ。小沢氏を正当に有罪にしてみよ、この不当な裁判に対し、私は弾劾する、と」。



最高裁の暗闘 少数意見が時代を切り開く (朝日新書)

裁判に関する新聞の論調も、いわゆる司法系の雑誌の論調も、いつも平板で退屈に感じることが多かったが、この本は違う。朝日の一流の記者が、最高裁の判決の裏側の裁判官同士の駆け引きを圧倒的な取材力で再現してくれている。こういう記事が個別の判決毎にタイムリーに報道されれば、司法に無関心な国民の意識も変わってくるのではないか。新聞社やテレビもつまらん政治家の一挙手一投足を報道する人的リソースを、司法にもうちょっとかけてほしいものだ。
そして、最高裁も大きな時代の流れに鋭敏であろうとする努力を払っていることについても、よく理解することができた。司法の将来に希望がもてる、そんな読後感である。是非、続編を期待したい。



最高裁の疑惑を追及する森ゆうこ議員。2012.07.30参議院決算委員会


参照記事⇒http://sazaepc-tasuke.seesaa.net/article/285398082.html 2012年7月30日の参議院決算委員会にて"国民の生活が第一"の【森ゆうこ議員】が、最高裁判所の経理局長【林道晴氏】と同刑事局長の【植村稔氏】と会計検査院の第一局長【鈴木繁治氏】の三名に対して...
最高裁 関連情報
【CRECER ワンタッチ最高裁低温度計 NPMX−010】【楽ギフ_包装】10P01Sep13、【RCP】

世界を支配しようとする組織 モンサントとベクテル : さては ...

最高裁が、高等裁判所に差し戻しの判決がありましたが、 なぜ最高裁が最終結審する...

最高裁判所の判決ですが、 (1)最高裁が直接判決を下す場合 (2)最高裁が下級審に差...

匿名での起訴状が必要

最高裁判決と非嫡出子の遺留分の額

最高裁 差し戻し

最高裁時の判例(1) [ ジュリスト編集部 ]

「抵抗権・革命権」は基本的人権の根底をなす権利である!

【代引不可】CRECER ワンタッチ最高裁低温度計 NPMX−010

山口県光市の母子殺害事件で最高裁が差し戻し判決について

(政治・法律に詳しい方限定)最高裁「長官」について 司法権の長は最高裁判所長官で...

★人気動画★
ぴんとこな

ぴんとこな

ブランチ 〜ぴんとこな〜



アンリミテッド サ・ガ

アンリミテッド サ・ガ

アンリミテッド・サ・ガ カオスルーラー戦(キャッシュ編1)



ブータン

ブータン

テレビが日本国民に伝えたくないブータン国王の演説 20111117



トミーとマツ

トミーとマツ

トミー&マツ



ブレイジング ソウルズ

ブレイジング ソウルズ

ブレイジング ソウルズ アクセレイト(Android) - プロモーションムービー



国仲涼子

国仲涼子

小泉孝太郎VS国仲涼子



麻生みこと

麻生みこと

RENA HASHIMOTO



サイボーグ クロちゃん

サイボーグ クロちゃん

サイボーグクロちゃん第12話「デビルミーあらわる」1/3




最高の片想い
椎間板ヘルニア
Setter
☆人気サイトランキング☆
メル友募集掲示板゙☆
ケータイランキング!


[ニュース|着メロ|SNS]
[動画|ゲーム|ヤフオク]
[便利|辞書|交通]
[ランキング|天気|メル友]
[占い|住まい|ギャンブル]
最高裁 の最新情報!

NAOKI TAKIZAWA 2008 Spring Summer Collection

虹と共に消えた恋Gone The Rainbow/ピーター・ポール&マリーPP&M

福下恵美 ほほえみ video-clip vol5

Um Jammer Lammy: Power on, Power off! (Lammy's version)

ZOO-愛をください - 蓮井朱夏


↓最高裁 の最新情報↓
最高裁 ニュース
最高裁 ウェブ