幼少の頃に見た記憶たけで、最近偶然目にして観たくなり購入。主演が水谷豊。ドラマの中の水谷豊が初々しくて良い。今観ると色々と批評する部分があるが、純粋にひとつのドラマとして観ると中々良い。又、その他俳優陣も懐かしく、40〜50代の人には楽しめる作品。実写とアニメの融合もモノクロ画面と相まって良い。
国書刊行会の手塚治虫トレジャー・ボックス・シリーズの第2弾バンパイアです。バンパイアは第1部と第2部に分かれていて、第1部は週間少年サンデー1966年23号〜1967年19号まで連載されました(なんとサイボーグ009地下帝国ヨミ編とほぼ同時期なんですね!)。そして、第2部はTVドラマの放映とあわせて、少年ブック1968年10月号〜1969年4月号まで連載されましたが、掲載誌の休刊で未刊となっています。 ストーリーは人里はなれた山奥で外部との接触を断って集団で暮らしていた、月を見ると狼に変身する、夜泣き一族のトッペイが、行方不明の父親の捜索とアニメーターになりたいため単独で上京します。しかし、その変身し超能力を発揮する姿を見た間久部緑郎(ロック)この能力を利用し、世界征服を企みますが、そこにバンパイア一族が絡み・・・第2部は寛永時代と現代が交互に描かれていますが、雑誌掲載時のまま収録し、別冊も2冊復刻されています。 また、手塚さんは映画のようなスター・システムを採用していますが、珍しくロックが悪役で出てきます。そして、名前の間久部もマクベスのもじりで、当然三人の魔女は出てきますし、幻影は見るし、かなりマクベスの影響を受けています。なお、手塚先生もかなり重要な役で出てきます。奥さんの顔のシーンでは笑わせられます。先ほど述べましたが、本作はTVドラマ化されていますが、実写とアニメを融合させたもので、米国ではディズニー映画、アステアの映画等で前例はありますが中々の意欲作です。また、変身シーンは後年のハウリングの先駆け(但し、ハウリングの変身はワン・カット)のようなシーンも見られます。 国書刊行会の本シリーズは、雑誌掲載をそのままコピー、レストアしたもので変更が無く、一番オリジナルに近いものであるといえます。但し改変はやむにやまれぬ事情(明らかな間違い、前後のつながり、等)もありますから、この国書刊行会の形態がベストとは思いませんが、資料的価値は一番高いと思います。
テレビで放映されたのはかなり昔だけど、どろろは、今見てもとても魅力的なアニメです。 文庫本でも実写版でも見たけれども、このテレビ版が一番よかったです。 まさかDVDで出会えるとは思いもしませんでした。 とても感謝しています。
この作品は菊地秀行氏原作の超人気シリーズですが、85年に劇場公開されたものに、当時TMネットワークでデビューした小室哲哉氏が、シンセサイザーを使ってサントラを手がけたものです。初期の小室氏の音楽はクラシックを基調とした旋律が多数あり、今聞いても大変美しい旋律が多く、とてもよいものに仕上がっています。このサントラの最大の魅力は、原作の魅力を十分に引き出しているところです。昼に生きるものと、夜に生きるもの、その互いのせつなさや、永遠を生きることの辛さ、そして優しさが非常によくこの作品の音楽に表現されています。是非、おすすめです。ちなみにジャケットは天野喜孝氏が描いており、こちらもたいへん美しく仕上がっています。
Dシリーズ大ファンの自分としては、ゲーム化ということで内容もあまり確認せずに飛びついてしまいました。 内容としてはホラーアクション、といったところで、あえて言うなら「バイオハザード」「鬼武者」に近いものがあるのでしょうか。 特に、Dの左手&剣術という点では鬼武者に近いかも(もちろん、発売された順番は逆ですが)。 気になったのはやはりゲームバランス。小説のようにDの最強ぶりを再現すると、ディフォルトで無敵モードのゲームプレイする感じになるためでしょうか、ゲーム中のDはあまりぱっとしない感じです。 それ以外の操作性やグラフィックは、PSということを考えるとギリギリ合格というところでしょうか。クソゲーという感じではないですね。 ぜひともPS2で次回作を出してほしいですね。
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