元は86年の東亜プランの縦シューティング(販売はタイトー)。 この作品はゼビウスの雰囲気とグラディウスのシステムを足して2で割った印象ですが、面白く昇華しています。 (豊富な武器とそれらの隠し要素等があり、武器を戦略的に使い分けて行くのが面白く感じます。)オリジナル版、アレンジ版がありますが、アレンジ版のBGMはあの古代祐三氏が担当し、更に作品に魅力を引き立てています。 (難易度も今やると標準的な難度かも。) 今現在、えらく高い価格なのがネックですがもし安く手に入れば、オススメしますよ。
この御時世には珍しい 『新規移植』という言葉を覚えて貰いたい。 PCエンジン、ファミコン、メガドライブだって完全移植じゃない訳でしょ。奇々怪界は家庭用ではこのシリーズが一番良い移植みたい。基盤やってた私からすれば家庭用で完全移植なんて絶対無理。完全なもんやりたいなら基盤買うしかないです。 今後の期待を込めて☆4つにします。
80年〜90年代に「鮫!鮫!鮫!」「究極タイガー」「達人王」など、 主に硬派な縦シューティングゲームを世に出していた東亜プラン。
その珠玉の名曲達が、音楽CD5枚組+データCD1枚の1-BOXにて復活しているとの事を、 最近知って買ってみました。
長らく東亜プランのCDはプレミア化して入手困難な状況になっていたため、 初CD化となる音源も含んだ全14タイトルのCD5枚組でこの価格ならば、 とてもリーズナブルだと思います。
特筆すべきは、実基板から新たに直録音されたクリアなサウンドだと思います。 既に何枚か所有していた旧サントラ版と比べても音がとてもクリアなので、 今まで気が付かなかった音に改めて気が付くこともありました。 (ただし、旧サントラ版にあった様なアレンジ版は収録されていません。) ともかく、東亜節とも言われる濃厚で独特なノリのある収録曲を聞いていると、 ゲーム画面のイメージと共に、ゲーセンでプレイしていた頃の懐かしい記憶が蘇ります。
さらに、特典のデータCD(6枚目)がまた凄いです。
開発者直筆によるデザイン画や各種設定資料、社内会議用と思われる企画書までもが、 680ページ程もあるPDFにて収録されています。 所々に描かれた落書きがとても良い味を出しており、時代を感じさせます。 意味がわからないメモも多数ありますが、当時の雰囲気をそのままに感じ取れる、 大変貴重な資料だと思いました。
その他、初期のメインプログラマー兼サウンドデザイナーである弓削氏、上村氏の インタビュー記事も入っており、当時の開発秘話などが読めます。
残念ながら初回特典のDVDは付いていませんが、 東亜プランのファンの方にはもちろん、 少しでも東亜プランのゲームに触れた事がある方であれば 満足できる逸品だと思います。
東亜プランの熱き魂が込められた数々の名曲達に 是非、貴方も触れてみて下さい。
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