本作以降は、ややフュージョンよりのスタイルになってしまったヴィニー・ムーアですが、この作品では「これでもか!」とばかりにネオクラシカルな楽曲&フレーズが堪能出来ます。 技術的には、本作発表当時に大量発生していた他のテクニカルギタリストとは、全く水準が異なるくらい高いレベルです。 特筆すべきは、ゲスト参加しているトニー・マカパインのシンセソロです。彼自身もクラシックのバックボーンを持っているので、当時のヴィニーのスタイルとマッチした、クラシカル&メタリックなシンセソロを披露しています。 星が4つなのは、個人的に2ndのTime Odyssey の方が好きだからというだけであって、このアルバムも文句無く高品質なネオクラシカルギターが堪能出来る作品です。
ヴィニー・ムーアはネオクラシカルなギタリストの一派として知られていますが、実際にはジャズ/フュージョンの影響が強く見られるギタリストです。 このビデオでは、基礎的なピッキング練習/ダイヤトニックコードの解説/モードの解説/レガートフレーズの紹介、を中心に構成されています。又、1st/2ndソロアルバムからのフレーズも、所々で説明されているので、ファンには嬉しい限り。 自分のプレイにフュージョン的な要素を取り込もうと思われているギタリストの方には、非常に参考になると思います。
まず、最初のデモ演奏の音のクリーンさ/正確さ/速さに圧倒されます。ポール・ギルバートやイングヴェイのような攻撃的なフレージングではなく、歪の少ない丸みのある音で、メロディックなフレーズを連打してくれます。 レクチャー内容は基礎を固める事に重点が置かれており、クロマチックスケールを使ったエクササイズ等が中心になっています。所々でセオリーの解説や、ソロアルバムで使用したフレーズの説明等も行っています。 華やかなテクニックよりも、音楽をする上での基本的なテクニックを磨く点にフォーカスを置いているので、人によっては退屈に感じるかもしれません。ただ、ジョン・ペトルーチの教則ビデオを見て練習しているような方であれば、毎日の練習フレーズに付け加えたくなるようなエクササイズが見つかるのではないでしょうか。
ヴィニー・ムーアはネオクラシカルなギタリストの一派として知られていますが、実際にはジャズ/フュージョンの影響が強く見られるギタリストです。 このビデオでは、基礎的なピッキング練習/ダイヤトニックコードの解説/モードの解説/レガートフレーズの紹介、を中心に構成されています。又、1st/2ndソロアルバムからのフレーズも、所々で説明されているので、ファンには嬉しい限り。 自分のプレイにフュージョン的な要素を取り込もうと思われているギタリストの方には、非常に参考になると思います。
ヴィニーのソロ2nd 作品は、「光」をテーマにしたコンセプト・アルバム。 Fusionの影響が顕著な1988年の異色作は、より洗練され、正確無比になったピッキング・テクニック で聴く者を陶酔へと誘います。Jordan Rudesのキーボードも大胆にフューチャーされ、音楽性を広げ るのに一役買っています。
ビートルズのカバー曲「While My Guitar Gently Weeps」や J.S.Bachの「Air on a G string」、 「Piano Concerto No.5」を編曲した「April Sky」では、しっかりとヴィニー流にアレンジされた見 事なソロが聞けます。
サウンド的には、少しオーバー・プロデュースのきらいがありますが「Morning Star」、「As Time Slips By」等の良曲も多く、ヴィニー'sミュージックを語る上で欠かすことのできない彼のソロ作品の 最高傑作です。
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