滑舌のはっきりした女性Vo.が印象的なギター・ポップ・バンド。 劇団☆新感線のお芝居のような無国籍感が漂う。 「存在証明」もよかったが、「メソポタミア」に強い魅力を感じた。 ジャケット・ワークや『宇宙のみなしご』というタイトルが、十全にバンド・イメージを伝えてくれる。
TVで見てどれも素敵な曲だったので購入しました。 もともと合唱曲が好きなのですが、今回の課題曲のテーマ「そして☆未来へ」ということで 考えながら、迷いながら、未来へ歩む学生にぴったりな詩とハーモニーで何度も聴きました。 「手紙」はアンジェラ・アキさんの歌もいいのですが、ちょうどその年頃の学生がみんなで声を合わせて歌うとさらにぐっとくるものがあります。 どんな風にアレンジされているか、ぜひ聴いて下さい。 (ちなみに次回の中学校課題曲はいきものがかりが担当し、また話題になりそうです)
こころにしみる学生の合唱ですが、気付けば自分の子供がこの年代。 「未来なんて明るいわけないじゃん!」と言う子供達。 (確かに明るい話はないけど) 一緒に曲を聴き、ちょっとだけ時間を共有しています。 どんな風にきこえたでしょう・・・?
短編集であるが表題作は最も読み応えがある。
人は悲しみから立ちあがろうとする時何が必要なのだろう? 今も紛争に逃げ惑う難民がいるアフガンで 最愛の人、エドを亡くした順子。 彼女がどう生気を取り戻していくのかを 模索しながら読み進めた。
「泣くよりもはるかにやるべきことがある」 というエドの言葉が胸を打つ。
国連難民高等弁務官として紛争地域の最前線で 支援を続ける者ならではの魂の言葉‥
「悲しみなんてそう簡単に受け入れるべきじゃない」とも。 本当に‥私もそう思う。
茫然自失になってから「光」を見出すまでの過程を 丁寧に綴っている。
原作が小説って事もなにも予備知識なく見ました。
内容は、一度死んだ主人公が死んだばかりの中学生の少年に魂を預けて、中学生活を送って少年の成長を観るストーリー
映画全体的に、カラフルというタイトル通りとても鮮やかな彩りのタッチです。 時々実写なども交えて、独特の世界観をだしていて、音楽もいい
僕自身たまに、今の頭脳、感性、感覚を持ったまま中学時代に戻って人生変えてみたいなぁなんて思うことがあるけど、 それをこの映画は再現しちゃっているような感じ
ただ、魂や天使などが出てきてSFっぽい感じもするけど、 現実に人って気持ちのもちようで人生なんて変える事ができるって事を教えてくれるような映画
アニメ「カラフル」、原作は森絵都さんの小説で、とても良い作品です。価値観は人それぞれですが私の中では最高傑作。ストーリーは、簡単に言うと大きな罪を犯して死んだ魂が、再挑戦という形でもう一度生きるチャンスをもらい、自殺した絵の上手いいじめられっ子の真という中学生の身体に入って、人生の修行→ホームステイを始めるというもの。
私は宅配レンタルでDVDを見て、翌日Amazonで購入、既に10回は見ましたが、毎回涙が溢れます(^_^.) 暇さえあれば見ちゃうな(^^ゞ 音も絵もストーリーからキャストまで、全部気に入ってます。声優なんか誰でも構わない、あまりに作品を傷つけなければ気にしないんですけど、この作品は声優さんも合ってたんじゃないかな?好みですけど。自分はアニメが大好きで、最近はレンタルばかりでしたが、数年ぶり、いや十年ぶり位でDVD購入しました。
実は私は弱視なので色とかよくわかりません。写真は撮りまくってますけどね。でも人生はカラフルで良いという言葉が染みました。一つの色じゃない、人は汚い色も綺麗な色も持っている、カラフルで良いという言葉が心にじんわりと染みてきます。
私も子供の頃は絵が上手かったみたいで、アトリエとか通ってました。でも風景画とか描けないんですよね。小さい頃は何でかわからなかった。でも20歳で障害者手帳をもらって確信した。遠くが見えてなかったんだ。色がわからなかった。だから鉛筆画とか模写は得意だったけど、色彩画や風景画は一切描けなかったんだ。それで筆はとらなくなった。
まぁそれはそれでいいんですけどね。主人公の真には美術部での自分の静かな時間だけが救いだった。自分は中学のときはサッカー部だったけど、ドリフトとか個人技は出来ても練習試合には一度も出してもらえなかった。まだよくわからなかったけど、見えてなかったんだね。敵と味方の区別がつかない、ボールがどこに飛んで行ったのかわからない。でも好きだから続けてた。というか、恥ずかしいけど、多分、友達と離れたくなかったんだと思う。部活って凄く大事な時間だと思う。自分が16歳の自分に手紙を出せるなら帰宅部だけは辞めさせたかったな。
結局、中3になって受験でサッカー辞めてから高校・大学と帰宅部で、登下校も昼休みも一人だった。真みたいにいじめはなかったけど、その頃は読書と映画だけが自分の世界、目が悪いことでいろんな誤解や偏見には小学校の頃から慣れていたけど、この頃には人間不信にまでいってたかも。というより、何故自分は他の人と同じ様に出来ないんだろう?同じスピードで動けないんだろう?ある日、何もかも嫌になっちゃった。
それで大学では2年休学して、自分を見つめ直した。色々あって運良くここから人生の転機が始まったんだけど、それはまた次があれば書きます。話飛びまくりで申し訳ないんだけど、真が最後に家族との晩餐で高校進学について話し合うシーン、みんなが自分の為にどれだけ考えてくれているかを知って、それでも初めて出来た友人との約束、一緒の高校への進学を望んで、初めて胸の内を明かして泣くシーン、何度見ても泣いちゃう(^^ゞ
挿入歌も良いよね。まずイメージソングでmiwaの「僕が僕であるために」、あの尾崎豊の名曲。サントラには入ってないみたいだし、配信だけ?CDにして欲しいな。凄く良いです。あとAngela Akiの「手紙 〜 拝啓 十五の君へ 〜 」が音楽室の合唱として流れてくるのがまた良いんだ。エンディングテーマはmiwaの「青空」、ブルー・ハーツの名曲ですね。これも良い。てかmiwaって知らなかったんだけど、透明感があって良いですね。
そして真の絵、水面を水中から見上げるように、済んだ青色が上に向かって明るくなっていってて、本当に落ち着きます。多分、私がダイビングやシュノーケリングで何度も見ている大好きな風景だから感情移入も激しいんだろうな。眩しいのが苦手な昼盲なんだけど、夕日や水中の光は大好きなんで、国内海外写真撮りまくってます。
いろんな意味で真には共感できる部分があり、何度見ても泣いてしまいます。自分もそうでしたが、生きていれば絶対にいい事があり、仲間ができます。それは早かれ遅かれ必ずやってきます。まぁ中には薄幸な人もいますが様は自分次第なんですよね。いつ吹っ切れるかどうか。早ければ早い程、後の人生が楽しめるんだけど、1日で吹っ切れる人もいれば20年かかる人もいる。でも結果が一緒なら早く吹っ切れると自分も周りも早く幸せになれると思います。
真は最後には幸せを掴んだのは確かでしょう。幸せって、やっぱり人との絆、友人であり、家族なんですね。真が言ってた様に、昼休みや移動時間に一人でいることは、寂しいと思ってなくても心がいつの間にか荒んでいくものです。誰かと一緒に歩くという、何でもない様な事が一番大切な幸せなんですね。一緒に歩ける友人や家族を大切にしていきたいと思える作品です。
でも真は絵という取柄と、まぁ何だかんだでも暖かい家族がいて、最初に出来た友人が多分一生の友人になれる位のナイスガイだったのがラッキーだったと思います。何の取柄もなく、良い友人も周りにいなくて、家族さえ離婚してたり兄弟がいなかったりしたら、本当に真はやり直せたかというと疑問ですけど。でも生きてれば必ず何か良いことはあります。自分はダイビングを知って世界が物凄く広がりました。付随して一人旅を始めいろんな景色や人をあんま良く見えない目で心に焼き付けてきました。全部宝物です。生きてなきゃ見れなかったし、会えなかった大切な思い出です。
心が乾いたら、人生に疲れたら、大人も子供も見て欲しい、そんな作品です。
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