うちの場合2歳の男の子が飛行機が好きなので購入しました。飛行機が延々と映し出されています。BGMに乗って。 子供には、少し飽きる感じです。飛行機好きの私でさえ何度も見るというようなことはありません。ただ、リラックスタイムに流すにはいいかもしれません。見ていると海外へ行きたくなります。
飛行機模型と言えばハセガワ、というのが通説ではあるが 「今更F-16?」と言わずにタミヤコンセプトのこのキットを作ってみてはいかがでしょうか? ハセガワから同タイプのキットはすでに発売されており、新鮮味という部分では評価は落ちるのだが、製作という面では非常に楽しめる内容。 「なるほど」という関心させられる部分があり、作っていて楽しかった。 お勧めのキットですよ♪
のめり込みました。FX(次期使用戦闘機)の選定と買い付けをめぐってのライバル商社や政界を巻き込む男達の熱き戦い。 演技達者なベテラン勢による重厚な演技と、綿密に作られた脚本、社会派の巨匠山本薩夫監督が描く正に傑作。3時間といった長さを殆ど感じさせない終始漂う緊迫感と引き込まれるストーリー展開。良い作品は何年経っても確かな感動を与えてくれます。お薦めです。
USの政治が、まるで正義のために行われているかの体裁を取りながらその実、ロビーイングとか一部の人々の事前の長い努力の結晶なんだなあとありありと分かって、苦くいやな気分になる。イラク戦争もそうした所産であり、だから本書では登場人物にはよくいちいち(ユダヤ人)と但し書きが付いている。 普段英米人がまるで自分の行為を良いように持っていくのは良く感じるところである。 しかしより重要な点は、ロッキード等の防衛産業が、政権や議会、政府のいろんな部署や委員会に金や人を送り込み、報告書を書き換えさせ、大統領の演説の草案まで作って、政策や方針を軍備増強が必要な方向に持っていき、結果自分の会社の武器や軍需品が多く製造販売できるようにもっていく点及び、内政だけでなく、イラクやイラン、ソ連など外国からの脅威を煽り、軍備が必要な方向に政策をリードしていくものだから、結局USの外交政策はロッキードが作ってる、とも言えかねない状況である点である。またこれが純粋に利益追求だけとも言えず、各人のそれなりの正義感やら愛国心やら信義信念でもあるのだろうから複雑だ。JFKが何とかしなきゃいけないと嘆いた軍産複合体ってのがこれなんだろう。防衛産業側とロウ・メーカー側がお互いを必要とし、固く結託しているのである。そしてその間で人材がいつも回転ドアで入れ替わっているのである。 ところでこの訳者、闇のプリンスを「暗黒の君」と訳すのは悪訳である等と書きながら、Homing Overlay Experimentを「誘導被覆実験」等と訳すのは何なのだろうか。 Overlayとはガンサイトでクロスヘアに照準を合わせることだろう。 つまりHoming(帰巣してくるように標的に向かってくる)してくるミサイルに、こちらから照準を合わせる(overlay)実験なのに。 「誘導被覆実験」じゃあ何のことだかさっぱり判らんのじゃあるまいか。Overlayを辞書で引いたら「上覆いする」とか書いてあったから被覆と書いたのだろうか。中学生レベルである。
衆院議長秘書であった著者が当時書き残した膨大なメモをもとに、 30年後の今だから書ける新事実も含め、 ロッキード事件発生時の国会の舞台裏を書き上げた作品。
与野党の攻防と衆院議長の思惑のはざまで、 ロッキード事件に翻弄される国会を議長秘書の視点で克明に再検証している。 内容は三木首相、中曽根幹事長、前尾議長を中心とするもので、 田中角栄に関する記事はあまり多くない。
事件そのものより当時の国会に焦点を当てて書かれているが、 国会運営に携わる人間の考え方や新事実の公表など、 興味深い内容が多く読み応えのある一冊であった。
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