カレーラスはいつだって折り目正しい歌を歌う。 ここでも生来の生真面目さを聴き取ることができる。 この録音は白血病との闘いから復帰してからの録音である。 大病を経験したからか、カレーラスの基本的には折り目正しい生真面目な歌唱の中に細やかな陰影を聴き取ることができる。 歌詞の内容とも関係するのかもしれないが、「御憐れみを、主よ」が心に沁みる。
本来、生きるってのはこういうことなんだなって思いました。 インドいこうかな
世界の大河、がメいっぱい入ってるし、映像もそれぞれ見て楽しいのは確かですが、若干空撮が多いような…。大河を舟でゆったりとクルーズしている感じがもう少し欲しかったです。少なくとも買うときの内容のイメージはそうでした。まあでもビクトリア滝やコロラド川とか、空撮でこそ生きる場所もあって、一概にゆったりとしてればいいというものでもないですけど。ボリュームと映像の種類の多さは申し分ないと思います。
インドに行ったことのある人なら、思わずうなずく場面が多々ある。空港の出口の混雑、三輪タクシー、物乞い、お世辞にも綺麗とはいえないホテル、ヤモリ等。 牛は神聖なはずなのに、外国人相手にステーキを食べさせる店があるのも事実。 列車は日本人の感覚では相当汚い。窓ガラスが汚れて、外が見えないこともある。さすがにドラマでは描かれてなかったが、列車のトイレにトイレットペーパーなどない!あるのは、計量カップのようなもの。使い方は「地球の歩き方」に載っている。これを読めば「左手で食事をする」のが、インドではいかに非常識なことかわかる。
日本国内で撮れば「アホなドラマ」でしかないが、インドで長期間ロケしたのは立派。乾期の終わりだと気温は50℃ぐらいになるしね。暑さにやられて1ヶ月もいれば、キャストもスタッフもくたくたになる。 長澤まさみが運動神経抜群だと聞いてはいたが、服を着たまま見事にバタフライするのには驚いた。演技も少々オーバーなところがかえってすがすがしい。
以下蛇足 ガンジス河ではないが、河で沐浴して数日間ホテルから出られなくなった日本人もいる! そもそも、女性が気軽に一人旅できるところではない。安易な真似は厳禁!
著者のてるこさんはとてもアグレッシブでエネルギッシュな女性です。 私も最近初めての海外旅行に行ってきましたが(インドではないけど)、到底てるこさんのような破天荒な行動はとれませんでした。
憧れますね、本当に・・・。 きっと沢山のご友人に恵まれている方なんだと思います。 こんな旅行ができたら・・・と密かに夢みてますが、無理だろうなぁ(笑) 最後についてるてるこさんの人生年表も笑えます。 オススメの1冊です。
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