久野かおりさん、デビュー20年記念アルバムです。いえることは空気と同一、生活の一部・・・1stアルバムの「ルナ」から変わらない声、メロディ。 偶然、中古cdを手に入れて以来、自分の3強アーティストです。変わらないのに飽きない、安心してともに齢を重ねることのできる存在・・・ ヒュージョンやジャズのメロディに合う甘くて低い声質の女性アーティストを探している方はこのアルバムを聴いてみてください。そしてアルバムに必ず入っているインスト曲も注目でしょう・・・
目立たないのにいつの間にか人生をいっしょに過ごす歌たちですよ。
評論誌はやや硬めの文章が多いものですが これは、対談、インタビューなど柔らかめでとっつき やすかったです。 また、NHKと電通の反日報道のような暴露モノもあり、 おらが村の反日など、思わず笑ってしまうような 文章もありで、硬軟とりまぜた感じで手軽に読めました。
女性では珍しいSAX奏者のアルバムです。 1曲目の「月の砂漠から」が一番のお気に入りなのですが、実になんとも幻想的な曲に仕上がっています。 うまく表現出来ないのが残念ですが、目を閉じて聴いていると、三日月の夜に砂漠を歩く駱駝が浮かんでくるような気がしてしまうほどです。
この本は、著者の一人である久野氏が講師をされたセミナーの副読本 として頂き、セミナー後に読みました。
久野氏は、株式会社ビジネスコーチのパートナーであり、 外資系企業の社長をつとめられ、経済同友会のメンバーでもあり、 あのGEのジャック・ウェルチのエグゼクティブコーチであった マーシャル・ゴールド・スミスから直接コーチングの指導も受けた人です。
本書はグローバルリーダーのリーダーシップにおける「8つの動き」を 解説した本です。 自分の理解ですが、この「8つの動き」は、P.F.ドラッカーの言う 知識社会において、自分より優れた専門家集団を率いて結果を出していく リーダーに必要な『鉄則』だと思います。
「8つの動き」自体は、とてもシンプルで難しいものではありません。 こんな簡単なことで世界基準のリーダーシップが身につくのか? と思えるほど簡単です。でも、実行すると効果的です。
ただ、、、 この「8つの動き」を“正しく実践する”のは簡単ではありません。 本書で出てくるB部長ではありませんが、中途半端な理解と実践は、 かえって結果を悪化させるかもしれません。
適切なFB(周囲との関係性)と、覚悟が必要だと思いました。
「よく聞け、金を残して死ぬ者は下だ。仕事を残して死ぬ者は中だ。人を残して死ぬ者は上だ。よく覚えておけ」 と死に際に後藤新平は言ったそうだが、彼は優秀なリーダーだったのだろう。 本書も「リーダーは、他者に還元して初めて真のリーダーになる」との考えから38名のリーダーシップマスターが各々「ベストプラクティス」を提供しており、これらの「お手本」から学ぶ機会を通じ、「創造は模倣から生まれる」が実践可能な構成になっている。 よって、教科書というよりは参考書に近く、ある程度コーチングやリーダーシップに知見のある人向けなのかもしれない。 執筆陣はプロコーチから経営者、学者までと幅広く、良く言えば多彩であるが、悪く言えば各章の統一感・一貫性がなくまとまりがない。 各章はどれも10〜20ページ程度と短く、ダイジェスト・サマリー版の集合体という印象で、本書1冊で多様な考えを簡潔に理解・習得できるようになっている点はよいのだが、内容は執筆陣毎にフリーフォーマットで書かれているので、章毎の構成・体裁がバラバラであり、全体通すと多少の読み難さがある。 したがって、解説にあるように自分の興味関心ある章から読み、該当執筆者の他作にまで手を広げ、考えを深堀していくという縦の読み方がよいのかもしれない。 但し、自分にはあまり関係のなさそうな興味関心のないテーマから気付きを得る事も多々あり、その可能性を排除しないためにも、まずは本書全体をざっと流し読みするという横の読み方も有意義ではあると思う。
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