本DVDの第一話は映画が公開された「かいじゅうたちのいるところ」の原作者が作詞作画をし、それにキャロルキングが曲を付けて歌っています。 これは「おしゃまなロージー」というアニメーションの中で展開されるお話を三つに分けたもののようです。 キャロルキングのオリジナルアルバム「おしゃまなロージー」はサウンドトラックと謳っていますが、音源は明らかに違います。 CDだけでは理解できなかったことが、映像により補完されます。 DVDはVHSからのリマスターなので音質は悪いですが、CDで簡単に同期が取れます。 こういう時はデジタルは便利です。 DVDを観ながらCDを聴くとこれがまた好い。 特に「PIERRE」がとてもよいです。 CDではピンと来なかった少年の憂鬱を見事に歌っています。 DVDの方が少年の声がリアリティがあります。
第一話 小さな小さな絵本箱 アメリカワニですこんにちは:Alligators all around ピエールとライオン:Pierre ジョニーの数え歌:One was johnny チキンスープ・ライスいり:Chicen soup with rice この第一話が作曲と歌がキャロルキングです。 CDと音源は別だと思います。 当然吹き替えはありません。字幕があるのみです。
第二話 怪獣たちのいるところ 原作を忠実にアニメ化しています。 吹き替えは上条恒彦
第三話 まよなかのだいどころ ミッキーという男の子が真夜中に見るケーキ作り職人たちとの夢です。 「仕上げはミルク」という合い言葉が綴る不思議な世界です。 吹き替えは小林克也
我が家でバックトゥーザフィーチャーを超えて繰り返し見る作品になりました。
制作された時代こそ80年代とアナログ時代のものですが、 DVD化で章ごとにスキップできるなど親切な編集もシリーズ通して好感です。
内容は主に営巣から雛の巣立ちまでの記録。 森林伐採や密猟などにより過酷な生存競争の中にいるイヌワシですが、 自然界での巣立ちの様子を、ここまで収めた映像はなかなか無いと思います。 撮影側も自然へ配慮して、地道に映像を撮っている姿勢が感じられます。
捕食者の頂点にいる猛禽類がありのままに生きている山野は、 本当に生きた自然であるということを教えてくれます。
猛禽類が好きで映像を探しているという方のみならず、 実際に猛禽飼養者を目指す方にも、研究的価値のある映像だと思います。 他のシリーズも秀逸で併せて揃えるのもお勧めです。 ・クマタカ 森の精 ・オオタカ 里山の猛きん ・サシバ 海を渡るタカ
手軽に開局当時のことを調べたいなら有効です。 一般的には手にする機会の少ない配布物で、 PR用の番組表といったところの復刻版です。
基本構成は、1ヶ月分で1枚、 番組名・パーソナリティ・スポンサー名が列記されています。 この復刻版の最大の価値は、番組のスポンサーがわかることです。 その点においてこれまで類がなかったので、 私は購入してよかったと思っています。 資料的価値をより高めるなら、どうせなら40年分を揃えてほしいものです。
今回の発売企画で、CMを収録したCDを付属させたことに意欲を買います。 ラジオは「音」の文化です。 「紙」が媒体の資料は、あくまでも補完資料です。 ライブ性の強いラジオは、テレビ以上に残りにくい情報伝達媒体です。 垂れ流し状態の「音」を保存したものは、文化遺産だと思っています。 この文化をどのように保存していくか、考えたいものです。
昔聴いたあの感動がよみがえってきました。低音の魅力、朗々とした歌声。上条恒彦ワールドを堪能するにはもってこいの一枚です。最近は俳優として活躍されているようですが、もう一度新曲を発表して欲しいものです。
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