思っていたよりスプラッターシーン気持ち悪くなかった。80年代の低予算手作り感満載。音楽も何だか安っぽいし爆発も局地的でショボい、出演者も知らない人達ばかり。熱演してたのは大量に集められたナメクジさん達、踏みつけられ、切られ、フライパンで叩かれ、燃やされて、それもダミーじゃなくて本物が、一番怖いのは人間だった。唯一良かったのは、後半出てこなくなっちゃうけど、不動産さんの奥さんエロかったこと。原作を読んだことあるんですか、表現がグロくて怖かったです。原作ファンの人は、物足りないかもしれません。買ってしまった私が言ってはいけないですが、この作品マニアしか買わないなあ。いったい何個売れたんだろう。評価はB級作品としては最高の星3つで
全部観てないんです。昔TV放送されていたのを母とみていたのですが、滅多な事では視聴を中断しない映画好きの母が「・・・やめようか」と言ってきたのを記憶しています。それだけインパクトのある作品でした。前半だけでしがまだ覚えています。
ゴカイ(釣りの餌になるミミズみたいな長い虫)が電流で凶暴化し、人間を襲うという1976年のパニック映画。私は子供の頃から長い虫が苦手で、公開当時に劇場で見て気が狂いそうになった記憶があります。 DVDが出たので再見したのですが、やっぱり気持ち悪いですね。ゴカイのアップが延々と出てきて。ゴカイは鳴かないと思いますけど、「ギーッ」なんて鳴き声がかぶせられております。70年代の映画なんで、今見るとわりとのんびりムードなんですが、それがかえって不気味です。内蔵をゴカイに食われた死体とか、皮膚を突き破って肉に食い込んだゴカイを顔からいっぱいに垂らした男とか、かなりグロテスク。特殊撮影はリック・ベイカーですが、さすがによくできてます。ラスト近くになると大量のゴカイが出てくるんですが、ここはもう作り物であることが分かってしまいます。最後はゴカイの海みたいになって、ここまでくると痛快ですね。いかにも保守的な米国南部の雰囲気がよく出ていて、まあゲテモノではありますが、佳作だと思いました。
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