著者は、最終章(第10章:旅の終り)において、当該著書を要約していると思われるので、引用してみよう。「どんな一生を送ってきた人でも、人生の終りに過去のこころの旅路をみはるかすとき、こころというものの変幻自在なふしぎさに感嘆しないではいられないはずである。(中略)どういう姿をとるかによって、こころは人の生を支え励ますものともなれば、生命を毒し萎びさせるものともなりうる。前者の場合にはこころによろこびが生まれ、後者では悲しみ、怒り、うらみなどを生じる。(中略)からだにとって空気や水や食物が必要なのと同様に、こころには生きるよろこびが必要であることは一生を通じて変わらないことであった。(中略)人間のこころのよろこびがどんなものかは、幼いころからしだいに明らかになって行った。愛し愛されること、あそび、美しいものに接すること、学ぶこと、考えること、生みだすこと。こうしたよろこびが宇宙の中でどれほどの意味を持つかはわからない。(中略)人間も生きているあいだ、さまざまな人と出会い、互いにこころのよろこびをわかち合い、しかもあとから来る者にこれを伝えて行くように出来ているのではないだろうか。じつはこのことこそ真の「愛」というもので、それがこころの旅のゆたかさにとっていちばん大切な要素だと思うのだが、あまり大切なことは、ことばで多くを語るべきこではないように思われる」。 また、著者は「あとがき」で、「自分がちょうど60歳に近づきつつあり、(中略)もう一度、ひとがたどる旅のあしあとを勉強し直してみたい心境にあった」と執筆動機を述べている。読者である私もちょうど著者の執筆時年齢に近く、自らの辿ってきた人生を振り返り、今後の人生のあり方を模索する必要があった。その意味では、当該著書から随分学ぶところがあった。特に、第六章「人生本番への関所」は、職業の選択、恋愛、配偶者の選択などが扱われていて、納得させられた。若い世代には是非読んで頂きたい内容である。また、第八章「人生の秋」は、壮年、老年の世代に一読の価値があると思う。
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思い起こせば、高石ともやとザ・ナターシャセブンってバンドに在籍していてマルチプレーヤーぶりを発揮していたのが印象に残っています。「花嫁」のような大ヒット曲の作曲をしていたのも知っていましたが、このアルバムで聴けるようなすばらしい曲を沢山書いていたのでびっくりしました。肉体は滅んでも、生み出された作品群は永遠に不滅です。知らない人は騙されたと思って一度聴いてみてほしい作品です。
ある日突然、国が壁で覆われ、一人の剣士を夢見る若者が「よし おれがまものを うちたおしてやるぞ!」と、旅立つゲームです。 簡単に例えるならばウィザードリィのような3D画面のマップと、ドラゴンクエストのようなコマンド選択式の戦闘となっています。ここまでは当時のゲームにありがちなパターンです。問題は、サイケデリックな配色と、エキセントリックなBGMが妙にインパクトがあるところです。十数年経た今でも耳に残っています。聴く価値があるかもしれません。 近年こういった、天邪鬼心をゆさぶるゲームがないので、その意味では評価できるゲームです。
前作に比べると音楽が劣りますが総合的には良い作品だと思います。 アレサが好きな人は是非、やってみて下さい!
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