またもMEATLLICAのオフィシャル映像が出た！
『DEATH MAGNETIC』発表以後、4枚目のライヴ映像である。
1枚のアルバムで4枚ものライヴ映像を出すとは…まさに至高の存在になったといってもいいだろう！
はじめ、セットリストをみてあまり乗り気がしなかった。
何故なら、最新アルバムからの曲が多かったからである。
80年代から活動しているバンドはどうしてもむかしの曲ばかり演奏してしまう傾向にあるが、ことMETALLICAに関しては、自由奔放、気ままに曲を作り演奏するのだから参ってしまう。
しかし、最新アルバムからの曲からして素晴らしい！
決して速くはないが、聴き手を充分惹きつけるオーラとフレーズを頻発している。観る方はつい見惚れてしまう！
彼らの代表曲の"One"はいつもなら、最後の方に演奏されるが、このライヴでは早くも5曲目に演奏されている。
かといってそれでテンションが下がるかと思いきやそうにあらず、観るほうのテンションが後も維持され、そして次から次へ新曲が出てはまたも惹き入れられる！
全くもって奇想天外である。
新曲は6つも演奏しているがどれも、いい曲であることがわかる。
80年代から90年代の曲がちょっと邪魔になったくらいである。
実は彼らの新アルバムはまだ聴いていないのである（笑）あまりに多忙でかつ他のビジネスで忙しくて…！
このライブ映像を観て、一気にニューアルバムを聴きたくなった。
こういった経験は初めてである。
しかし、驚きである。
MEATALLICAは欧米はもちろん、アジア、南米といろんな国でライヴがなされ、その模様がテレビで放映され、その映像がブートレッグで売られている。
その数が多くて、私も数えきれないほどいろんな国のブートを持っているがために、もう今更このバンドのオフィシャル映像を観ても感動しないだろうとタカをくくっていた。
しかし、この映像を観ているうちにまたもこのマテリアルをみたいという気が今も止まない！
こんなバンドになり上がるとは…人生まったくもって小説よりも奇なりであると思わざるを得ない。
MEATALLICAは87年当時はまだ中堅バンドにすぎなかった。
この年のイギリスとドイツで『MONSTERS OF ROCK』にともにサードビルとして登場した。
イギリスでのはBON JOVIが、ドイツのではDEEP PURPLEがヘッドライナーをつとめた。
しかし、BON JOVIにしろDEEP PURPLEにしろ、当時METALLICAが将来これほどのバンドに成長するとは思ってもいなかっただろう。
この2つのバンドがMETALLICAを前座にすることは可能か？
絶対に不可能であろう！
そして、今年（2013年）METALLICAは日本のSUMMER SONICにおいてヘッドライナーをつとめる。
その会場のキャパ実に7万人である。
いやはや凄いバンドになった…手のつけられないバンドになった。
そのフェスの予習のためといわず、ただただ彼らの楽曲を堪能するために観てもらいたい！
ただ何にも言わず愉しんでもらいたい…そんなライヴ映像である。
“METALLICA THROUGH THE NEVER”のサウンドトラックという名の、Meallicaのライブアルバムです。
選曲も申し分の無いまさに"Best Live Album"となっています。
正直SummerSonicの余韻に浸るには少し時間が経ってしまいましたが、あの興奮を思い出すのにも
最適な作品だと思います。
MetallicaのLiveのオープニングSEである"The Ecstasy Of Gold"が流れた瞬間から会場のボルテージは
一気に上昇し、"Creeping Death"で興奮の坩堝へ。
"Die!!"の掛け声で自然のと拳を握り締めています。
"Master of Puppets"の大合唱は正直鳥肌物です。
日本でファンもこの長さを歌い切れたら嬉しいですね。
"Enter Sandman"と"Hit The Lights"の間にMCもそのまま（全部かどうかは判断できませんが）
収録されていて臨場感たっぷりです。
とにかく、James&Kirkのギターの切れ味といい、RobertとLarsのズンズンお腹に響くリズム隊
の融合は相変わらずがっちり絡み合い1つの塊となって耳に飛び込んできます。
まさにBest Hits Live Albumです。
早めに再来日を希望！！します。
本編135分
That Was Just Your Life
The End Of The Line
The Four Horsemen
The Shortest Straw
One
Broken, Beat & Scarred
My Apocalypse
Sad But True
Welcome Home (Sanitarium)
The Judas Kiss
The Day That Never Comes
Master Of Puppets
Battery
Nothing Else Matters
Enter Sandman
Killing Time
Whiplash
Seek & Destroy
特典（ライヴ42分）
For Whom The Bell Tolls
Holier Than Thou
Cyanide
Turn The Page
All Nightmare Long
Damage, Inc.
Breadfan
Phantom Lord
（メンバー、ファンのインタビュー 8分）
2009年10月31日、11月1日ケベック公演を収録。
日替わり曲はボーナス・トラックとして収録。
ケベックはフランス語圏とのことで、本編中や特典でのメンバーは日本公演と同じように、丁寧にゆっくりと
喋っているので字幕なしでも大丈夫だと思います。
インタビューでも語っているように、北米一盛り上がるというケベック公演ですが、'10年9月のさいたま公演
と被らせながら楽しめる1枚になっています。
ロードが出た時のメタリカは裏切者、失望した、的なヒステリーな反応を久々に思い出した。あれから大文時間が経って冷静な評論になっていて好印象。
初期のやつより画質・音質改善されてました。LiveShit、カニングスタンツも特別版(日本語字幕付き)早く作って欲しいです。
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