人を想うことの美しさ。
人を愛する真摯な心情が圧倒的な緊張感となって時代劇に昇華した名作。
胸かきむしった挙句にとどめのラストシーン。
木枯らしの山道にフランク永井の歌がかぶる。
絵画のような美しい場面を陳腐にしかねないリスクを冒して、息詰まる無常観を描画した上で、股旅映画に仕上げた職人芸。
何度見ても唸ってしまう!シビレる!映画万歳!活動屋は芸術を凌駕する!
時代劇を超えて恋愛映画としても最高。
若い人にこそ観て語ってほしい。
★★★★★★★★★★10個あげたい大傑作!
ニュースとか歴史物で聞いたことがある音源ですが、個人で入手できるのはうれしいです。川島芳子の声も残っています。
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