キャッチコピーで新解釈と謳って押し出されてますが、原作設定を無視されるのはいかがなものかと思います。
一番ひどいのはやはり宗介ですかね… まず華奢すぎるのは勿論、いきなり授業で東大クラスの数学を解いたり… 確か原作では『短距離は陸上部ほどではないが、長距離では右に出る者はいない』くらいの設定であるのに100m走を10秒03で走るとか訳が分かりません。
でも作品の流れ自体は悪くないので☆3つといったところでしょうか。
(総合5/10点)
第5話「謎のライドバック少女」★★★☆☆5/10点 感情にまかせた無謀さ、強引さが大きな波紋を残し、 じわじわ背後から追い詰めてくるような急展開の予感を窺わせます。 あの局面でのあの行動を冷静に分析しつつ、多方面から 理詰めで事件の後遺症、影響を描く周到さに感心しました。
第6話「電光石火ライド」★★★☆☆5/10点 時代錯誤な暴走行為には苦笑してしまいましたが、 餌に釣られて調子に乗った連中も味方すら実験材料として扱う GGPの怖さが滲み出ていました。今回は感情にまかせた行動が どんな事態に至るか教訓として描いているようにも感じられます。 夜と光に照らされた鮮やかなライドもなかなか格好良いですね。
(総合5/10点)
第7話「罪と×」★★★☆☆5/10点 正直、ここまで強引、強制的な懲罰に発展するとは 思っていなかったため、GGPの軍事行動のゴリ押し具合に 恐怖を覚えました。ただ、出来れば憔悴しきった彼女の経緯も 克明に描いて欲しかったですね。そのためか、前後の流れが やや唐突に感じられてしまったのが残念。やるなら 徹底的に不愉快にさせた方が潔いかと思います。
第8話「GET RIDE! 選ばれし者」★★★☆☆5/10点 作品当初の雰囲気はどこへやら、過去の因果で始まる GGPvsBMAの襲撃戦に若干面食らってしまいました。 これだけ作風、路線が変わってしまうとどうも本作の狙いが いまいち見えてこない感じがします。 質の高さには文句無いので良いのですが・・・
忠実にデザインがコピーされていていいと思いますし、ちょっと生成りの色合いもGOODです!
”近未来”というよりは”現代”のふつうっぽい都立高校が舞台。 にも関わらず、二足歩行マシンのクラブが存在するギャップが素敵。 素行不良で身体能力や胆力が人並みはずれているヒロインも素敵。
無愛想な彼女が時おり見せる笑顔、主人公に対するツンデレな感じが とても魅力的だと思いました。 「RIDEBACK」、「タンデムLOVER」 のファンの興味を引きつつも、予想を裏切るラブコメ(?)色濃厚な、 明るく、さわやかな疾走感のあるオープニング。 ・・・と思いきや、 実はヒロインのお宅は・・・!?と、いうラストの1巻でございます。
マシンの設定やキャラの数も抑え気味で、主人公:マシン:ヒロイン 〜の三者の関係と魅力に焦点が合わさっていて読み易いと思いました。 オマケ4コマ漫画には先生の他の作品のキャラも顔出ししています。 (ザッド部顧問の白鳥先生もクガワさんに似た眼鏡美人です。)
|