三曲目の夜の果てへの旅を、知人が死んだ時によく聞いていた。山口洋の歌は染みる。時には、傷口に酒をぶっかけられるように、時には思い出さねばならないことが、意思と関係なく沸き立つように、冬の外側から込んでくる負けのように。けして、勝者の歌ではない。いまだかつて、勝者の歌を山口洋は歌ったことはないと思う。彼の哲学に勝利はない。染み続ける日々、それでも俺たちは新しい風を吹かせることができるし、立ち上がることが出来る。大事なのは答えではなく、問いかけそのもの、と山口氏の言葉が蘇る。晴れの日、ではなく、ドニゴールウェザーのような天気だからさ、人生は。雨の日を避けるより、雨の日のやり過ごし方を僕らは覚えるべきなのだろう。
ええ、とにかく凄い。良い作品です。 世界観設定、ヒロイン、キャラクター、ストーリー等凄く良いのでみなさんもどうぞ。 (新ヒロインでは弓鶴さんがお勧めですよ)
モクモクの雰囲気がよくわかる本です。
会社や経営者の考え方が書かれている本は多いですが、 この本には働く従業員の入社の動機や、仕事に取り組む姿勢や 夢についてなどのインタビューコメントがたくさん登場していて 飽きずに読めました。 ちゃんと自分の言葉で話している感じに好感が持てます。 とくに巻末の全社員(?)の一言メッセージが◎。 イキイキと働いている様子が伝わります。
過去形の内容が多かったので、未来形の「新しい風」は次作に 期待!?
世の中には、人知れず、偉大な事をする人がいるんですね。 現代版、「代表的日本人」として尊敬します。
お金や物ではなく、教育だけが永遠であると、 そういう草の根の協力に人生を捧げたじいさんです。 偉い! そして、農的生活が望まれる事を予想しています。
北村ファンとしては農業に関わる実業家としての彼を見れただけで勉強になった。時代を動かす熱い思いと欠落した実業家の先を求める余りに社員、仲間が離れて、遂には妻にも見放され、最後は悔恨の念で悟りを学ぶ彼の演技が見応えありです。
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