平原綾香は、徹子の部屋で「おひさま」をうたっているのをみて、素晴らしい歌唱力と感嘆していっきょにファンになり、その後もyou tubeで「Sailing」などをきいていました。コンサートがあったらいこうかなとおもっていたので、事前調査のつもりで購入したのですが、結論からいうと、プログラムの構成力のなさとステージ演出力のなさにがっくり。
化粧があついのにも驚きましたが、コンサートの途中で首をふりながら髪をふりほどいたり、男性スタッフの椅子に背中合わせに腰かけてみたりと、おひさまのPVでみせていた清潔感がだいなしでは・・・衣装もPVとはちがって、なんともいえない微妙な選択で・・・
構成上の大きな問題としては、全体のやまばがとくになく、だらだらあれこれとりまぜうたっているかんじで、コンセプトがかんじられません。一般にステージでも小説でも、全体の4分の3程度経過したあたりにやまばをもってきて余韻を残して終わるのが普通なのですが、それがない。また、2時間程度のコンサートであれば、前半と後半でコンセプトをかえ、あきさせないようにするなどの工夫も必要と思います。(たとえば、東儀秀樹のコンサートなどのように)
さらに選曲の面でも、平原綾香のもちあじの比較的よい声質を生かし切れている曲は、2.3曲で音大のジャズ科出身ということにとらわれすぎなのではと思いました。ジャズ関係の人脈をいかすというのであれば、今回のピアノを担当していた方(なかなかの腕とおみうけしました)のピアノソロを一曲、二曲まぜて、ご自身のジャズアレンジ曲は削ったほうがメリハリがつくし、しまると思います。のびやかに歌い上げる曲で一番よさが発揮される声をおもちなのに、おわかりでないようで残念。千の風になってを秋山雅史とコラボしたとき、秋山雅史が涙ぐんだくらいなのにねえ・・・本人もまわりもわかっていないのか。
全体として、プロデュースの問題をかんじます。バレエ、モダンダンス、クラッシック、オペラ、演劇等、分野を問わず、一流の舞台を鑑賞するという努力を、本人もスタッフも怠ってきたのでは。また、省電力と称して、照明をおとすなど論外で、エンターテインメントとはなんぞやがわかっていないという印象です。観客は、舞台に非日常をもとめているのです。
ともかく、拝見した印象は、「参謀」がいないんだな、です。大化けする可能性もひめているとおもうだけに少し残念。ファンですが、今後を考えて、あえて苦言を呈させていただきました。
というわけで、結局一回みただけでほうりだしてあります。
2種のピアノ楽譜が類あったが、こちらの方が良いと思いました。
彼女の歌は以前から気になっていました。 10周年ということで、内容もきっとイイだろうなと思って買いました。 期待どおりでした。 買って良かったです
自分好みの曲が多く、気に入りました。 毎日、通勤中に聞いています。
とてもよかったです。期待どおりでした。また、利用いたします。
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