灰羽連盟13話の内、5話~7話を収録。一種のパラダイス的世界と思われたグリの町も、話が進むにつれ、全ての灰羽がそうではないことを知る事に・・主人公ラッカの心情の変化が美しい背景の中でより観る者の心の琴線を振るわせる、ストーリー全体のなかでも大きな転回点でもあり、安倍吉俊ファンでなくても引き込まれていく力を持った作品です。
3枚組DVD。 解説本みたいなものは無し。 アニメ作品のカタログ冊子付き。 画は粗い、音は良い。 3枚目のディスクのおまけは ・作中の絵日記に大人の雰囲気のスペシャルエンディング曲 ・文字抜きのオープニング、エンドロール ・キャラクター、小物の資料静止画(数は少ない) ・予告アニメ(脱力した出来の3D風)
天使の出来損ないのような灰羽という少女少年達のふれあいと社会とのつながりを温かいまなざしで描いています。 ストーリー全体的に何となく宗教、キリスト教あるいは仏教の影響を思わせる。 宗教は抜きにしても、この生きにくく息苦しい社会で成長していく上で大切なことに触れている示唆に富んだ作品。 内容はちょっと小学生以下には難しいかも知れません。 主に物語の世界観、登場人物を説明する前半は、あたたかくのんびりと幸せな様子で、やや平坦で眠くなるかも知れない。 時計塔の鐘の音が効果的な後半は一転、ある出来事をきっかけに憂鬱なまでに息が詰まるような展開を見せる。一見のどかで平和な物語の不思議な世界の謎、闇の部分が出てきます。 それまで静かに語られてきた物語の最終話は、これはもう圧巻です。絵も素晴らしい出来映え。 映像作品として、アニメも含めて邦画のなかでは最高の出来映え、と自信を持って星5つ。
それまでの記憶を失い、光臨と羽根を与えられた者たち。 灰羽と呼ばれる彼女たちが暮らすのは壁に囲まれた街。 壁の向こうにはなにがあるのか? 灰羽と呼ばれる彼女たちの存在意義は? なぜ少女たちはそこにいるのか?
13話だけですが、私はこれほどまで上手く出来た アニメは他には知りません。 絵も他のアニメとは違う独特な雰囲気で味がありますし、 なによりストーリーが最高です。 ネタばれはしたくないので詳しくは言いませんが、 決して悲しいストーリーではありません。 温かいストーリーです。 主人公のラッカの純粋さとレキの優しさは、感動します。 ここには、戦闘も恋愛も魔法もありません。 でも、他のアニメには負けないだけの面白さがあります。
正直、この値段は安すぎます。 この倍でも、買う価値のある作品です。 一生の宝物になることをお約束します。
アルバム収録の同曲はテレビサイズなのでこちらのサイズよりも短く、さらにこちらにカップリングされている曲はアルバムに収録されていない曲なので、アルバムを買った人でも灰羽ファンの方は是非聞いていただきたい作品です。 何よりカップリングされている曲が本当に素晴らしいので、これを聴くために買っても損はしませんよ。安倍吉俊氏の描き下ろしジャケも綺麗です。
安倍吉俊さんの特集号です。 膨大な安倍吉俊さんへのインタビューや、予備校・大学時代の作品(カラー)、「アフタヌーン」でのでの四季賞受賞作品などが収録されており、「よくぞこれだけの素材を集めた!」と言いたくなる、満足のボリュームです。 安倍吉俊さんのファンなら持っておきたい一冊だと思います。
|