「『魚がたくさん棲めるようなきれいな湖にしよう』。水質浄化のキャンペーンでこのようなキャッチフレーズをよく耳にするが、これは生態的に考えると大きな間違いである」。
特に湖に関する生態系の説明と研究成果の紹介を通じて、生態系全般への理解を深めてくれる一冊である。
5章構成になっており、タイトルにあるネッシーについての考察は最初の章「ネッシーはいるのか」にある。ジュラシック・パークへの言及もあって、 この章はかなり面白い。湖の生態系という視点で重要なのは、リンと窒素の循環を中心に食物連鎖の仕組みをたどって湖の生態系を説明する第2章「アオコ退治 の落とし穴」。この最初の2つの章が理解できれば残りの3章「魚を勘違いしている人間たち」「人、不思議な生き物」「身勝手な生物たちがつくる生態系」は かなりすらすら読める。科学者らしく綿密な推論を重ねていて読みやすい。
諏訪湖の環境改善で透明度は上がったがワカサギは減った。一方、水草は増えたが昔のように水草を農地の肥料に使わなくなったので、増えた水草が新たに問題になっているという話は生態系と人間をめぐる話として印象的だった。映画「ダーウィンの悪夢」に取り上げられたビクトリア湖の悲 劇についての著者の推理も興味深かった。また、白鳥の餌付けや魚の放流についての生態系からの説明は新鮮だった。
後半の生態系と生体系の類似性の説明にはちょっと飛躍がある。また、太陽系と原子が類似していて重層構造にあるという説明も、量子力学の視点から見れば少々強引な理屈であるように思う。
生粋のUMA(未確認生物)ファンとして、今回の内容は、誰しも一度は興味を持つような話だけに、終始ワクワクしっぱなしでした。
結論から言うと、かなり衝撃的な内容です。
ただ、数々の証拠や事件から、UMAの存在を半ば確信している人々には「やっぱりなぁ〜」という安堵や満足感を覚えるのではないかと思います。
著者の過去の書籍において「霊子」という世界最小の粒子の存在を言及した後、実際に「ヒッグス粒子」の存在が、研究者達によって世界中に公表された経緯があります。
願わくは、今回の遠隔透視がきっかけとなり、ネス湖の探索が本格化し、実際に新種(透視場所と詳細なイメージイラストが記載されています)の発見に繋がることを願うばかりです。
巷の専門家の間でも、存在が確実視されている「オゴポゴ」「チャンプ」「クッシー」も思わず期待してしまうような、読み物としても大変面白い一冊です。
そして、書籍の最後で言及される「サプライズ」は、読んでみてのお楽しみということで。(^_^)v
四人囃子の5枚組みBoxSetの第二弾で所謂青盤であります。私の大好きなレビュワー「にーる・らーめん」氏のレビューが全てを語っている。CD5の鹿児島文化センターの演奏こそが彼らが残した最高の演奏だろう。高校1年生であった「にーる・らーめん」氏友人による録音体験が素晴らしい。聴いていて咳き一つせず聴きつづけて録音していた仲間達が微笑ましい。当時は海賊盤の知識もあって決死の録音が流行っていたような気がする。同時期、筆者も札幌にいて来日したロックバンドの演奏を録音したものです。1972年3月3日のPinkFloyd公演や1975年3DogNightとかね。興味ある方いますかね?
四人囃子は浪人の頃の1975年夏札幌で行われたWorldRockFestivalで初体験しました。JeffBeckが一番の目玉でしたが四人囃子やカルメンマキ&OZ等素晴らしい日本のバンドを堪能しました。後に森園氏の後釜ギタリストになるい佐藤満氏のクロス・トゥ・ジ・エッジもアマチュア代表で出演していました。内田裕也だけが馬鹿みたいな演奏してましたが、アメリカから来たNewYorkDollsなんかも格好良くてねぇ、懐かしいですね。
本作5枚組みは前作第一集と違い全て初期四人囃子の演奏に限定している分、より深く掘り込んだ音源が披露されてマニアには堪らないと思います。鹿児島の演奏が1月ですから同年8月のWorldRockFestival札幌でも同様の演奏ではなかったかと胸を熱くしました。持ち曲が少ないので同じ曲が何度も出てくることが素晴らしいんだよねぇ。傑作の企画でした。3作目はあるのでしょうか?
このメロディ僕にとってどこか懐かしい 僕の記憶のずっと奥の方をくすぐられました 思い出せるようで思い出せない そんなじれったい淡い記憶、懐かしさが このメロディと加藤ひさしさんとローリーさんの歌声、歌詞の世界によって 頭の中で、心に奥で、チカチカと光っています とてもノスタルジックで、とてもハッピーです あくまで僕の感想ですが・・・ この歌を聴いて心に中にぼんやりと、人によってははっきりと浮かぶものは当然ですがひとそれぞれです。 でもきっと何か浮かぶはずです。 聴いて見ましょう。
ローリーさん本当に尊敬してます。
ひとことで言うと、とっても味のある絵本です。 さがしもの絵本が好きで、よく購入するのですが、 この本は手描き感のあるあたたかいタッチなので、 安心してずっと眺めていられます。 それに、本当にこんなのいるの? と思うようなへんてこりんな生き物が いっぱいなので、全然飽きない(笑)。 長い間楽しめるなかなかオトクな絵本だと思います!
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