新曲ミザリー。
安心して聴けます。 黒夢の曲だなって。 特にトリビュートと同時に購入した方はトリビュートを聴いた後に聴くと良さがわかります。 復活第一弾に相応しい楽曲です。
一方カップリング曲ですが、残念な内容です。どちらもよくありません。
印象はソロでの激しめ曲、という感じです。アレンジャーが一緒のせいもあるかもしれません。 過去黒夢のカップリングは名曲揃いで期待も大きかった分、非常に残念です。 単に捨て曲をいれているだけならいいのですが。
今後黒夢はデジタルの方向に行くようですが、もし今回のカップリングに近い方向でいくようなら不安を感じます。
最後に売り方について。
ソロからみられる、複数に分けて売る商法。 今の音楽業界全体でも見られるやり方ですが、ここは尖っていて欲しかった。黒夢であるなら。 実際1パターンのみで売っている同世代のアーティストもいるわけですから。
キング自身「最も私的な作品」と述べているとおり、主人公ポールの心理描写は作家スティーブン・キングの内面へ深く潜り込むかのように緊張感に満ちたものです。映画版と比較するのも憚れるほど、原作はアニーの狂気が全編を覆っていますが、この狂気をあらわす「fan love」という表現はキングファンとしては耳の痛いところではないでしょか?このペンギンオーディオ版はリンゼイ・クルーズの朗読がすばらしく、キングの作品を多く朗読しているフランク・ミュラーよりもおすすめです。
最近はとんとご無沙汰なロブ・ライナー監督、スティーブン・キングの量産された映画化作品の中でも数少ない成功作と言われています。ひとえにミザリーを熱演しているキャシー・ベイツの存在がモノを言ってる感じ。原作はもっと残酷な話なのですが、アメリカ映画のモラルがそれを無視してしまっているのが残念。キモチはわかりますが・・・しかし、原作通りのハードな描写があればもっとカタルシスを感じられたのにと残念。
ホラーやサスペンスのジャンルの中では1番好きな作品です!
私の中では、映画の全ジャンルの中でもベスト10に入ります。
キャシー・ベイツの怪演は、誰が観ても凄いと思うはず!!
劇中に出てくる『思い出のアルバム』の内容には、
ゾッとします!!!!!!!!!
幽霊なんかより、ずっと恐ろしいのが生きてる人間。それも頭のネジがボロボロ外れてる人。本作のキャシー・ベイツはまさにそういう人。しかも悪運は強いし、悪知恵も働く。最も敵にしたくないタイプの人間である。かといって好かれたくもないし、嫌われるなんてもっての他。ああ、もうどうすりゃいいのか(泣)
本作で一番印象的だったのが、キャシー・ベイツがジェームズ・カーンの足の骨を折る場面。普通は折るところをダイレクトに撮るだろうが、ロブ・ライナー監督はそうはせず、ジェームズ・カーンの骨を折られた苦痛に堪える顔のアップを持ってきた。これには思わず唸らされた。
「グリーンマイル」のような感動作ならいざ知らず、スティーヴン・キングのホラー作品を映画化すると、必ずコテコテのB級映画になってしまうというのがお約束であるが、本作はそうなっていない。さすがは名匠ロブ・ライナー。
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