新書で気軽に読める、アート入門書。 内容は、20世紀初頭から現在に至るまでの作品に触れながら、アーティストや美術界の流れを俯瞰するもの。
著者は現在アートライターですが、元々美術界の人でないため、説明が非常に分かりやすいです。 各章の掴み部分がうまいと思いました。筆者が初めて作品を見て思ったことが素直に書かれており、 一般の多くの人に共感できるものです。
結論として感じたのは、現代アートを理解するうえで必要なのは「価値観の柔軟性」。 作品の良し悪しは鑑賞者その人が決め、鑑賞者がいなければアートは成り立たない。 アーティストや作品についての予備知識があれば、より多面的に楽しめるが、思い込みによるデメリットもある。 世間の評価を気にせず、自分の感性を信じて気軽に楽しもう、といったところ。
本書では、以下の作品が取り上げられていますが、これらの作品やアーティストを知らない人ほど、 本書はおすすめであるといえます。 ・マティス: 緑のすじのあるマティス婦人の肖像 ・ピカソ: アヴィニョンの娘たち ・カンディンスキー: コンポジションVI ・キルヒナー: ストーリーシーン ベルリン ・デュシャン: 泉 ・モンドリアン: コンポジションII ・マグリット: 光の帝国 ・ロスコ: 無題 ・ウォーホル: ブリロボックス ・セラ: 傾いた弧 ・セラーノ: ピス・クライスト ・菅 亮平: an actor
作中でビル・ナイが歌うブリティッシュロックがすごくいい。ストーリーも、先が読めるものの、笑えるし感動できるし、おもしろい。何気に俳優陣は豪華だし^^そういえば、シャーロックホームズ(ガイリッチー版)にカワード内務大臣役で出てたハンス・マシソンがいたことにびっくり。ロックが嫌いじゃなければ、おすすめだと思います。ちなみに私はサントラも購入しました^^
ブランデンブルグ協奏曲5番でレヴァインのチェンバロがなかなか格好良いです。トゥッティでもチェンバロがはっきり聞こえるので録音のバランスもなかなか良いです。ブランデンブルグ協奏曲2番は貴重ですね。シカゴ交響楽団の主席トランペットを53年間務めた神様アドルフハーセスのソロが聴けます。
高校生の時にビル・ナイが好きで観た映画ですが(歳のわりに渋い趣味ですが)、 俳優さんたちがすっごくいいです!しょぼくれてたオヤジたちが、ぶつかり合い、 昔の輝きを取り戻していくさまがすごくよく出てます。 しかもユーモアもきいてて、さすがイギリス!って感じの面白さです。 笑えるし、ちょっと泣けるし、しかも、ビル・ナイ目当てで観た私ですが、ほとんど出番ないくせに最後の最後ですべて持って行ったブルースロビンソンに感激しました! ほんとに、かっこよすぎです! 最後にブルースロビンソンが出てきたときの、ギターの音がたまらないっっ…そしてあの表情…マジで、悩殺、とはこのことを言います。大好き!
個人的には「バッハ100」をリリースしてほしかったのですが、、、まぁ音楽史に燦然と輝く黄金時代、バロックの音楽は親しみやすく、聞きやすいと思います。演奏も綺麗で聞きやすく、王道といった感じでしょうか。J.S.バッハのカンタータ147番がギターでアレンジされていて、これまた新鮮で素晴らしく仕上がっていると思います。他にもヘンデルやヴィヴァルディ等著名な作曲家の有名な曲ばかりなので、あまりクラシックに縁がない方でも楽しめるでしょうし、癒されるでしょう!
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