『踊る大捜査線』の曲に、原曲の雰囲気を壊さない程度に、トランス・ハウス・テクノ・ドラムンベース・ヒップホップ・レゲエ・ジャズ.....等の多彩なダンスミュージックのアレンジで聴かせてくれます。 『踊る大捜査線』の曲に可成りのアレンジが加わっていますが、アレンジが巧くスピード感が凄く出ていて格好良い為耳が慣れてしまい、今ではこっちの曲の方が『踊る大捜査線』で実際に流れている様に思えてしまう程です。『リズム・アンド・ポリス』『ムーン・ライト』に聞き惚れました。下手なリミックスより良く出来ています。 『踊る大捜査線』のファンは勿論、『踊る大捜査線』を見ていないダンス音楽が好きな人にも自信を持ってお薦めします。
コミカルで楽しい映画でしたが、初めてコレを観た時 「2時間スペシャル番組でいいんじゃないの?」と思ったし そういう声が多いとも聞きました。 でも特典映像で製作者サイドの談話で ”映画向けに作るようなことは絶対したくなかった” ”テレビドラマの延長” というのを聞いて、スペシャルでいいのではという意見は 製作者サイドの思惑にピッタリだったのだと思いました。 いくつかの事件が絡まっているけど、最終的に繋がるのはさすが。 またオトボケシーンも多々あって本当に面白いです。 あの名セリフシーンは何度観てもスカッとしますよ。 特典もきちっとまとまっていて、なかなかです。
Rhythm And PoliceやC.X.について収録したのは評価しますが、どうせなら2010バージョンを収録してほしかった。Cinema Version IIIはCD化されたのになぜ?いずれにせよ、松本さんの曲が踊るの世界にマッチしていることは確かですけどね。
菅野さんの楽曲の評価 前回よりはマシだが、いくら何でも新曲が少な過ぎる。ほとんどが前回のアレンジに終始している。
女青島がいます。 内田有紀さんの「逮捕しちゃうぞ?」って台詞が可愛いかったです。渡辺えり子さんもいいキャラしてます。 あと室井さんがくしゃみします(笑)
本書を面白おかしいお遊びの本、……と思って読みはじめたら大間違い。
なんと! 大まじめに会社観、組織観を論じる、とってもカタイ本なのです。
なんせ、「本気で組織論!」なんていうコラムが何箇所もあり、エラーイ学者の解説が続きます。コラムだけじゃなく本文にも、「ミシガン大学のR.リッカートは組織は様々な集団から構成されていることを強調した」いうような、よく聞けば知っていることを難しく言いなおしただけ? という言葉がバンバン出てきます。
全体的に難しい内容ですが、印象に残った個所を一つだけ紹介します。
『踊る大捜査線』の舞台となる湾岸署と警視庁は典型的な官僚組織です。
官僚組織というと、縦割り、硬直化している、などとマイナスイメージが付きまといますが、官僚制組織を最初に研究したマックス・ウェーバーはプラスに評価しているそうです。
ウェーバーは、官僚制組織の中に、職務執行の正確さ、迅速性、一貫性、没人格性(情実の排除)を保つための秩序など、大きな組織を効率的に動かすための特徴を見出しました。これらの官僚制の特徴は、人間が組織を運営する上で最も理にかなったやり方であり、これ以上の方法はないだろうというのが、ウェーバーの主張です。
官僚制も捨てたもんじゃないんですね。
本書は、ものごとを反対から見ることの大切さを教えてくれているようでした。
著者は、このドラマの魅力を次のように絶賛しています。
子どもや学生、若手は、青島刑事や恩田刑事に、ミドルは、室井やスリー
アミーゴスの両方に、もっと年上の人たちは、和久指導員に気持ちを一
体化して見ることができる。こういうことは、組織を学ぶ中に世代間連
携というテーマを浮かび上がらせ、非常に貴重なことである。
思ったより難しく、思ったより考えさせられる内容でした。眉間にシワをよせてお読み下さい。
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