今号を買うのは大方、マクロスFに興味を持っている方であると思います。 雑誌全体の項は商品紹介に書いてますので以下は第1、2特集を読んでの私見的に思う点です。
まず第1特集30ページですが検証が5項目+特別寄稿と河森監督のインタビューの構成。 検証は作品制作に携わった方の内容は検証2と5のみになります。 後の検証はマクロス世界観の復習や各ライターの方々の記事でした。
やはり興味深いのは検証5で、脚本家の吉野さん4ページ分の話。 少し内容に触れるとTV版初期案はヒロインはランカ一人でアルト以外に、もう一人の男性を設定予定で、シェリルはいても別の扱いとして予定であったとか…。 劇場版の話では心地良い裏切りを期待して下さいとの旨もありました。
そして河森監督へのロングインタビューが7ページ。 マクロスの各シリーズを含んだコンセプトの話もあり、マクロスFを創る上で旧作との差別化を如何に解決したか?、May'nちゃんの作品への影響度の他、劇場版の構成などに触れられています。劇場2部作ではアルトにも決断してもらうつもり…等の河森監督発言ですが実際は?
第2特集はMay'nちゃんロングインタビューの19ページ。 うち9ページは2種のスタイルでキュートなミニ写真集としても拝見できますので、ある意味でMay'nちゃんファンは必見? インタビュー内容は幼い頃〜プロデビュー〜現在までの20年間をザックリと話されています。 話の比重的には管野さんと出会う事以前の話が半分くらいで、あとがマクロスF関連の感じです。 普通は分けて収録を息継ぎなしでの歌収録、踊りながら歌っても息がきれない行動からMay'nちゃんは「地球人では無い」の管野さんよりユニークなメッセージも良いですね。その体力の秘密はプロデビューまでの日々による事が前半の話で理解もできます。
雑誌として全ての記事に興味ありとは難しいので第1、2特集の内容としては☆4つです。
コミPo!のレッスン用に買いましたが、最初の数ページに「簡単な説明」だけ。あとはマンガを描くときのベーシック的に理論が対談形式で助長でした。コミPo!のレッスンorマンガの基礎、どちらかに絞ったほうがいいと思います
まあ、「1〜4」は今から見てもかなり古いですから、聞いてみても価値はあります。しかしこれら4つと対になるべき曲がどれも「EDテーマ編」の方にない、というのは…。
「5」からが本題なのでしょう。「14・17・19・20・21」は、そのアニメを見ていない人と言うのも多いのではないでしょうか? ちなみに、対になる曲が「EDテーマ編」にない曲と言うのは、「1・2・3・4・12・16」の6曲です。 あと、「EDテーマ編」との掛け合いを考えると、こちらへの追加希望曲として、向こうの「19:不思議なトワイライト」と対になる「Welcome!ガラット-ガラットのテーマ-(by村田有美)」を推挙しておきます。
本作の脚本を担当した山浦泰弘さんは大ベテランで、放送当時はノベライズも担当しておりました。わたしの家には最近までテレビがなかったので、友人宅で見せてもらう以外の話しはすべて、そちらのお世話になっておりました。前回のボックスはたいへんな朗報で、咽喉から手が出るくらいにほしかったのですが、わたしには高価すぎたので、今回の単品販売は本当に助かりました。特に、この巻には、貴重なパイロットフィルムが数種類含まれており、資料としても完全なものとなっています。東映が出している他の単品販売DVDは(知る限りでは、ハーロックテレビ版やダンガードA、グレンダイザー)、ボックスでは入っていたであろうこれらの資料(特に、新番組放送告知)がまったく含まれていないので、今後、他の作品を出される際には、ぜひとも、それら資料を付録としてつけていただきたいです。 なお、この話の全体構造はいわゆる串団子式で、大きなテーマがゆっくり進行する傍らで一話完結型のはなしが積み重なっていきます。それぞれの話の設定や筋運びは放送当時としても使い古しの陳腐なもののように思えましたが、構成がとても自然であり、結果として何の古臭さも感じません(30前の作品とは信じられません)。もっとも、第21話で盛り上がった後、第22話でいきなり謎が解決し終了しまうため(視聴率が悪くて打ち切りになったそうです)、混乱してしまいました。 いずれにしても、最近の若い構成作家(といっても、わたしよりも年上の方がほとんどですが)、とくにガンダムAGEの構成の方には、話の配分を如何にするべきか判断することの最良の教科書となるのではないでしょうか(でも、22話だけは教科書にしてはダメです)。
いままでの鬼太郎のアニメ4作品には、アニメオリジナルの話もあったけど 先の読めてしまう原作通りの作品が多かった。 今回の5回目になる鬼太郎は、純真な優等生的な鬼太郎ではなく、どこか原作や今の子供の もっている、独特の卑屈気味が影がある。 これは、いままでの4作品の鬼太郎にはなかったものだ。 1巻ではなく続巻に収録されると思うが、2作目の完全ホラーを思わせる『呪われた映画』
いままでのシリーズとはまったく違うオチの『ゆうれい電車』(幽霊電車)、など、未見の世代も良く見た世代もそろって楽しめる新世紀版の鬼太郎。テレビがこれほど毎週楽しみになるのは久しぶりだ。
|