音楽を媒介にし、よりアニメ版「トリブラ」を楽しめるCDシリーズ#02では新曲『ABEL NIGHTROAD』ではそのまんまですが、主人公(ですが、ある意味エステルにその地位を奪われそうな)アベル・ナイトロード神父の名言集みたいなもの延々呟かれています。 #01を買った人ならもうお馴染みのものなのですが、まだ聴いた事のない人がいきなり聞いたら少しビックリされると思われます。 ドラマの方はジャケットイラストはトレス・イクス神父なんですけど、主役はソードダンサーことユーグ・ド・ヴァトー神父の活躍を描いた 『GUNS N' SWORDS』が収録されていて小説を読んだ方ならお馴染みとも言えるR.A.M.版では毎巻この神父様の活躍が書かれていますが、 ここではあえて言うならそのAxの帰還命令を無視して一族の復讐の為にさ迷い歩くユーグ神父を戻らせるべく命令を受けたトレス・イクス神父+ナイトロード神父との仲間内での微妙なやりとりや、そんな彼に手を貸す仮面の相棒との出会い――復讐の一面を声優陣の熱演と魅力的な音楽で表現しています。 もちろんそれはそれでいいのですが、次回予告の#03『RADIO HEAD』の魔性の二人のほうが気になったので申し訳ないですが星4つにしてます。 BGMは「トリブラ」のED Broken WingsのピアノVer.が特に感慨深くて好きです。テーマソングをアレンジされて劇中で流されると大体皆弱いとおもいます。おすすめです! ジャケットレーベルは今回もシックで全体がブラックに、アベルの鎌が白くプリントされていてとってもクールな印象です。 『personal file,mechanical file』ではユーグ神父とミラノ公が紹介され、Mechanical Fileではお馴染みアイアンメイデンが紹介。 是非とも全て揃えてより「トリブラ」に浸ってみてはいかがでしょうか?
DVD-BOXは、国内版で揃えましたが、BDは国内未発売だと思って、こちらの北米版を購入しました。 国内版は出ていても、角川だろうから、買いませんが。 よく北米版で言われる、素っ気ない仕様やケースの汚損は、この作品の場合は当てはまりませんでした。 まあ、外ケースが厚紙なのは変わりませんが、内蔵の方は薄型BDケース2個にディスク3枚、ミニブックレットは, 22P編成、中身はストーリー、キャラ紹介に特典イラスト(原作イラスト)ですが、かなり気合い入ってます。 Disk1には、1~8話、Disk2には、9~16話、Disk3には、17~24話と、特典映像(テロップレスOP,ED、番組予告映像) 画質は、大画面でも申し分ないレベルです、もともとWOWOWで放映されていたので、アップコンバート程度で 十分なのかもしれません。 テロップは英語ですが、使っているフォントが作品にマッチしていて、日本語よりいけてます。 音声は、英語はDOLBY TRUE.HD 5.1ch、日本語はDOLBY DIGITAL 2.0chと相変わらず、日本語だけは残念仕様。
原作者が物故されているので、続編は望めませんが、24話編成で余裕のある構成は、いまでは望むべくもないですね。 アニメでのストーリー構成や脚本には正直、違和感もありますが、嫁さんが珍しく執着したアニメだったのが購入の動機 ですかね。 何より、この価格でGONZOの脂がのっている時期の作品が見られるのは堪らない魅力です!
茨の玉座編クライマックス。 ヴァネッサを追うアベルはそこでケンプファーと意外な再会を果し、一方エステルの危機に颯爽と現れるタキシード仮面…じゃなくてカイン、そしてゲット−での虐殺を止めるためにメアリとペテロの前に立つアレク。 今まで溜めていたものを解放するような怒濤の展開が目白押しです。総合的にはテンポも良く、群像劇もそれなりに綺麗に流れており、ごちゃごちゃした印象はありません。 メトセラの少女を守ろうとするアレクは、弱い男の意地と誇りを見せるものでした。小説版RAMシリーズに登場したヴァーツラフの影響は、やはりアレクを成長させる最大の支えになったのだなと思います。こういう心の師ってものがいると、現実でも心強いよな……ペテロが涙ぐむのも解るわ〜。 個人的に、エステルとカインのギャグは好きでしたが、展開的に今後は無さそうですね。 本性を現したカイン、02を80%まで解放したアベル、それを屠った最強の破壊神クルースニク01の降臨は一体どんな結末を見せるのか! 次の巻からは原作最終巻、茨の宝冠編が開始ですが、やっぱり原作通りなのかな? 個人的には吉田氏の残した資料をもとに、オリジナルでも良いので完全完結が見たい気がします。九条氏オリジナルの一つの結末としての区切りも見たいです。
所謂これは吸血鬼モノと呼ばれる作品。 吸血鬼作品を作る上で外せない設定は、貴族である事と、宇宙旅行に関する設定だろうか。この新たな吸血鬼モノであるトリ・ブラも例外ではない。 今でも秀逸の作品である吸血鬼ハンターDや、最近話題のヘルシング等との設定での相似はあるだろう。 だが私はあえてこの作品を推奨する。 主人公がふたつの種族の狭間で、苦悩するのはお決まりかもしれない。 だが、ただの吸血鬼モノではない何かを作中に醸し出している。 世界観にあったキャラクターデザインもさることながら、キャラ1人1人の言動にも深みを感じる。 ネタが、パクリであったとしてもパクリと思わせない趣向で楽しませて欲しい。個人としては、好意的なキャラがいるので好きなのだが、万人受けするものではないのかもしれない。
今頃になってトリニティブラッドにはまりこんでいるのですが、帯に『汝、トリブラ世界に酔いしれよ!』と。 他のFileのようにセリフが入っているわけではありません。(サウンドトラックだから当たり前ですかね…。) ただ、様々な曲調でBGMとしてお勧めです☆時々しんみり聴いていると、次曲が大音量!ってのにはドキドキしますけど(^▽^;) 25曲目の『Requiem~祈り』は『吉田先生に捧ぐ』とされています。吉田先生に届いていると良いな…(泣)
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