38年ぶりに見た回もありとても楽しめました。特に夏代の美しさには感動しました。こんな美女は現在のテレビで見ることは出来ませんね。
ユニオンドラマの主題歌・挿入歌がいっぺんに聴けてとても良い内容です。音もいいし、ブックレットには、各ドラマの一話ずつのタイトルや詳細な解説があって、石立ドラマが楽しめます。
73年のドラマであるから、今から30年も前の話である。 第1話では右京(石立鉄男)の姉の死、娘を引き取り、今ではすっかり見かけない精米店の2Fに「下宿」するという、いわゆる視聴者への設定説明や登場人物の人物説明にすんなりと入っていける。これは石立鉄男の演技もさることながら、脇を固めるキャスティングのよさにもあるのだろう。 当時、8歳か9歳の杉田かおるは(園児の役だが、他の子に比べやはりでかい)とてもかわいく、チー坊を見ているだけで気持ちが安らいでいく。 第2話では、右京がチー坊を愛するのと同時に社内エレベーターガール(昔は手動しかなかったのか)のユキちゃんに恋していく様が描かれている。手探りだったチー坊のことが、徐々にその気持ちを理解でき、さらに守ってやろうとする右京のことを思わず応援したくなる、そんな話である。 この2話を見るだけで、最終話の40話まで見たくなる。そんな1巻といえる。
この舞台である東京には、まだ都電も走り、他人を下宿させる下町風情も 色濃く残るという時代であり、そんな中、店子と大家が一つ屋根の下で、 ひとつの家族として何かを育くんでゆくという彼らの泣き笑いを描いた、 昭和47年のドラマである。 彼らの同居生活からは、他人とのプライバシーの不自由さは、 微塵も感じられない。むしろ、人々の心を寄せ合わせる有り難みと、 滑稽さと、楽しさと、生き甲斐が、常にそこにはあったように思える。 チーボーが嬉しい時や辛い時、画面の外に居るこちらの涙腺も何故か忙しい。 つい自分も童心に帰ってしまうからなのだろう。 是非、右京さんや井上精米店の人々の心の交歓に触れていただきたい。 また、あの頃の家族にに再会できるような、そしてま??最終回を見終われば、 もう彼らと再会できない寂しさを覚えてしまうような、 そんな優しいDVD_BOXである。
会ったことのない父親を訪ねていく純朴な少年。 元ヤクザの私立探偵の父。
父親に対する思慕のような想いが愛情に変化していく、その想いに気付いていく過程が面白く読めました。 薫は禁忌に悩みながらも前向きです。 ヤクザに囚われた受けを単身で助けに行く攻めという、古典的なシーン。 水月真兎さんの作品によくあるな〜と思いましたが、
その後のラブシーンが甘くて好きです。 「ちょうだいって言ってみろ。」という竜二のセリフが好きで、何度も読み返す本です。
今市子さんのイラストが素敵です。さすがにかっこいいオヤジです。
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