ローカル局で放送されていたのが面白かったので買いました。江戸三十六番所頭取・花房出雲を筆頭に、番所の面々で凶悪犯を倒し、事件を解決します。作者は推理小説家なので若干の推理要素もありますが、そんなに深くもなく、あっさり理解できます。江戸の雰囲気を楽しむ意味でも、活劇モノを読む意味でも、悪くありません。ただ、内容がサッパリしすぎていて、読了感というか、値段の割りに合いません。なので星を一つ減らしました。続巻が出ていたら評価も変わっていたかもしれません。
著者は「事件記者」や「鉄道公安官」などのスリラー作品で著名だが、初期にはガチガチの本格ミステリを書いていた。本書収載の作品、「古墳殺人事件」と「錦絵殺人事件」は、いずれも著者の本格テイスト溢れる長編ミステリである。これらの作品には、いわゆるペダントリーが、かなり詰め込まれている。このペダントリーで作品を装飾する、というのはミステリではしばしば用いられるものだが、それがプロットの必然かどうか、というのが評価の分かれ目である。例えば小栗「黒死館〜」、竹本「匣の中〜」等の作品では、そのペダントリーは単なる装飾にすぎない。そのペダントリーがなくても、作品は成立する。しかし、中井「虚無〜」やカー「火刑法廷」などは、そのペダントリーを取り去ってしまうとプロットが成り立たなくなってしまうという、密接な関係と必然性がある。本書の2作も、その密接度は実はそれほど高いものではないが、それでもプロットやトリックとの関連がある。そして、作風は確かにヴァン・ダインにも似ている。ダインをインスパイアした浜尾四郎「殺人鬼」などがあるが、本作もそんな雰囲気の作品である。トリック重視の作風というのは、本作執筆の時期的にしょうがないのだが、それもまた本格テイストであり、不可能興味を誘うという点では、また良しかな、というところである。昔懐かしい、という感じの作品ではある。しかし、著者がこれだけガチな、物理トリック重視の本格ミステリを書いていた、ということに、まず驚いてもらいたい。
【卓球知恵袋】回転をかけるフォアハンドフリック
KEITA MARUYAMA 2013-2014 AW COLLECTION
【オウィス島を救え!】タクティクスオウガ外伝実況プレイ!part8
八月の濡れた砂 石川セリ
KILLZONE2 - THE GEESE
MSX2版イシターの復活 R121(COMMON ROOM)攻略法
【縛り実況】ファントムブレイブwii Part6 -無限剣のラファエル?-
9月4日 デュエルマスターズ・殿堂ゼロ大会!優勝決定戦