メガヒットアルバム「DAY DREAM」リリース後にマディソン・スクエアで行われた一夜限りのライブ映像がようやくDVD化。ここでのマライアの姿はまさにスーパースターそのもの。彼女の満足気で自然な表情、オーラ放ちまくりのいでたちはもちろん、無理なくスラスラと伸びのある歌声がライブで聴ける、喉の調子・艶がもっともいい時期だったように思う。オープニングの「FANTASY」に続き、すばらしい「MAKE IT HAPPEN」、公式な映像ではここにしか収録されていない「OPEN ARMS」や「ALWAYS BE MY BABY」「FOREVER」、貴重なウォンヤとデュエットなど、本当に本当に聴所見所がいっぱい。客の熱狂振り、陶酔振りも臨場感がありマライアのアイテムということを抜きにしても、ひとつの“ライブ映像”としても興奮が伝わる力作です。
偶然、You TubeでこのDVDのヒーローの映像を観て、即購入しました。スタジオやライブなど 幾つものヒーローを聴きましたが、このDVDの物が最高ですね。声量、感情のこもった歌い方 、観客の酔い痺れる様子が頷けます。ヒーローを観聴きするだけでDVDを購入する価値あり!
とにかく歌のテクニックが群を抜いている。マライアの歌には好き嫌いがあるにせよ、彼女の声を聞いているだけでそれに酔いしれてしまう。今までのライヴもいいが、このAdventure of Mimiツアーの円熟した歌声はなおいい。ディテールが一個一個吟味できて、スタジオアルバム以上の楽しさがある。最近のアルバムはよりブラックなわけだけど、今のアメリカの流行でしようがないし、彼女の原点はやはりR&Bやpopだ。したがってこのツアーの選曲は以前のマライアが好きという人にも聞けるようになっている。 このDVDはライヴ(約1時間半)以外もいろいろメイキング映像やインタビューがあるけど、あまり要らないと思う。ライヴだけ入れて3000円ぐらいにした方がいいかもしれない。Boyz 'U Menがゲスト出演してOne Sweet Dayを歌っているけど、パフォーマンスの質はいまいち。 英語のネットではマライアのライヴは事前にわざと荒く録音し、それを流してライヴっぽいけど口パクだといううわさがあるが、例えば「We Belong Together」とかYoutubeだけでも6以上のライヴバージョンがあり、細かいところ全部違うのだから、6回以上の録音がしてあるとでも言うのか?と突っ込みたくなる。まっ、奇跡の歌声をこのDVDで聴いてみてください。
「ハウル」や「クレストマンシーシリーズ」で知られるダイアナ・ウィン・ジョーンズ。今回も表紙の絵も佐竹美保。主人公の少女が書く日記形式で綴られている。 主人公ミグの父が行方不明になったことからこの話は始まる。ミグと兄のクリスのおばのマライアは父がいなくなったことが心配だと毎日電話をかけまくってくる。ある日そのおばを母と三人で訪ねることになるのだが・・・。 読んでいて腹が立つほどマライアおばさんはわがまま。皮肉屋だし人を召使か何かのようにあつかう。おばさんをとりまく女たちも変だ。おばさんの住む町も住人もどこかおかしい。 二人はしだいにある謎にせまっていく。この町の男はどうしたんだ?お父さんは?幽霊が探しているものってなんだ? しかし、二人の身に大変なことがふりかかり・・・。 ハウルやクレストマンシーよりは全体に暗く陰湿な感じが漂っている。読んでいてあこがれを感じる場面もないだろう。しかし、それでも次がどうなるのかハラハラしながら読み進めるし、退屈はさせないだろう。 しかし、本当にこんなおばさん嫌だな。かわいいところもあるから不思議なのだが。
操作感が今までのカプコンの格ゲーと少し違って最初はやりにくかったですが、システムが面白く原作をあまり知らない自分でも楽しめました。コミカルで見てるだけでも楽しく是非お薦めです。
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