5年前に起きた耐震偽装事件(姉歯事件)は社会問題となり国会で証人喚問などもあって話題になりました。 喚問された関係者はその後逮捕、有罪判決。そして事件は風化。いまはあまり話題になることはありません。 実はこれら全て国家権力の責任逃れのためのシナリオだったということが読んでわかりました。 大阪地検特捜部のデータ改ざん事件の直後だけに実に説得力があります。 添付されていたCDに入っている小嶋社長の電話の記録。発覚直後(小嶋社長が知らされた当日)のリムジンの中での通話らしいのですが、販売中止の指示を各所にしている内容を聞くと、実に迅速な的確な判断でびっくりしました。 私が同じ立場であっても同じ判断をすると思いました。 とても消費者を騙す視点では話していないように思えますが、詐欺罪で2審まで有罪判決。 現在は最高裁へ上告中ということですが、是非頑張って国家権力に立ち向かって欲しいと思います。 国が自分たちで描いたシナリオに乗せる為、都合のいい事実だけを使い、都合の悪いものは無視か歪曲。それを証明する本だと思います。 建設業・不動産業関係者だけでなく、お役所の姿勢に疑問を感じているひとにも読んで欲しい本だと思います。 小嶋社長・有川さんがんばれ!! (不動産業者 会社役員50歳)
これほど大きな出来事をこのまま世の中が忘れていいのでしょうか 私の年代ではほぼ誰も興味すら示さず、何人かにはすでに忘れられた過去のものになっているかもしれません。ふと本屋で出会うことなどない本を父が郵送で手に入れていたことはとても貴重なことでした。私には全てを理解することは難しいですが、政府とメディアについて、決してこの出来事だけにとどまらない恐ろしさを感じました 今はただただ誰かもっと多くの方に(欲を言えばマスコミからの情報を鵜呑みにしている方に)この出来事について読んでほしい、そして少しでも振り返ってもらいたいです 様々な「圧力」により、この本がなかなか広まらない(広まることができない)ことがとても残念に思います
マンションを買うとき、その広さは、重要な条件のひとつです。そして、広ければ広い方がいいと思います。 もちろん、上を見たらキリがありませんし、あまり広いと、掃除も大変かも知れません。でも、物があふれてごちゃごちゃしているより、テレビドラマに出てくるような、スッキリした部屋の方が、掃除は楽かも知れません。 まあ、日本は狭いし、地面は高いし、70平方メートルの3LDKで、『充分広い』と思っていませんか? 私はそう思っていました。そう思わされていたのかも知れません。 そして、それくらいの広さのマンションを買いました。数年経つと、どんどん狭くなってきました。広くありません。 でも、その前は2Kのアパートに住んでた訳ですし、もし100平方メートル超の広いマンションに移っても、また狭くなるのかも知れません。 でも、100平方メートル超のマンションが、手の届かない『億ション』の世界ではないことは、私たちの考えを変え、マイホームに対する理想をあきらめないこと、妥協しないことを教えてくれます。 本の半分ほどが、ヒューザーのマンションを購入した人の体験談です。その他、よくわからない内容の章もあり、役に立つ内容は、総ページ数の半分もありません。
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