前作までの激しいリズムでロックな音から、ややテクノ寄りの音になった。
トランスっぽい高揚感。
4つ打ちビート。
シューゲイザー化。 M83みたいな曲もある。
全体として聞きやすさでは今作が一番なのではないかと思う。
こういう方向も良いです。
あまりに酷い評価に全く期待せず観ました。が私は容認派です こんなの評価する輩は、、などと思う方大半でしょう。万人受けしませんね。 しかし精神は1作目を踏襲してます。確かに1作目のバグ来襲の凄さからすると、もう下の下。VFXはC級。知る人ぞ知るCGアニメ版スターシップ〜並。しかし1、2の大ファンの私には満足でした。 奥底に伝わるポールヴァ-ホ-ベンの精神を感じました。 大作リメイクしてほしい!と思うのは私だけでしょうか?
日航機事故を追う新聞記者の話だということで最初は見るのがつらくならないかと思いましたが、 男らしい堤真一さんの演技に引き込まれていきました。 仕事をがんばっている男の人にお勧めしたい作品です。 同じような心境を経験された方もあるのでは…と思いました。
戦争映画なのに、大規模な戦闘シーンが冒頭と最後にしかなく、そのどちらもCGや特撮のデキが悪くてつまらない。そして戦闘シーンがほとんどない中盤をつなぐハズの人間ドラマ、政治劇が始まるのだが、脚本も俳優の演技も今一歩の内容でとても満足できるものではない。 膨大な予算を費やして押し寄せるバグとの大戦争を歩兵視点で描くことに成功した1、低予算ながら(ありがちすぎるネタと展開であるものの)流れるような展開で視聴者を引っ張った2、そのどちらの長所も継承することができなかった模様。(まぁ2は黒歴史扱いだからしかたないけどw)
ただし、この映画はマトモな戦争映画としてみるモノではない。我らが地球連邦の総司令官がノリノリで歌い出す冒頭1分の時点でこの映画が、軍事独裁を嘲笑う為に作られていることは明らかである。
独裁政権下で、自分たちが抑圧されていることにさえ気がつかないIQ低めのバカ兵士が人類至上主義の名の下に宇宙規模で環境破壊する様を見て大笑いする。
1がこういう趣旨のもとに作られた映画だと感じられた人なら今作もそこそこ楽しめるはずだ。
制作者もこの辺をわきまえているらしく、劇中CM、ニュースのクオリティが1の水準を取り戻し、挿入される量も倍増している。このシーンだけで私は満足できた。 逆に、1を純粋な戦闘エンターテイメントとして楽しんだ人は見てはいけない。 今作はいろんな楽しみ方を提供できた初代よりも懐の狭い作品である。3から見るなんてもってのほかだ。
映画本編は男気溢れる熱い出来映え(やり過ぎとも言う?)であったが、音楽の方も負けじと燃えるスコアとなっている。作曲はロボコップでもヴァーホーベン監督をコンビを組んでいたベージル・ポルデュリス。 映画そのものが「荒唐無稽な暴力映画」であるため、そのスコアも押し出しは強烈。曲目リストに目を通しただけで、それがお分かり頂けるだろう。愛のテーマらしきものもあるが、もちろん本作品の本領はそこではない。 1曲目「連邦放送局マーチ」の軍隊調のスネアドラムに始まって2曲目「巨大昆虫型異星生物」ではブラスの唸りが大爆発。そこで使われるメインテーマは8曲目「ロジャー・ヤング号破壊」や9曲目「ブレインバグ」でも顔を出し、確実に耳に残る。個人的にはコナン・ザ・グレートやロボコップに並ぶポルデュリスのベストワークではないかと思う。 なお、最後の11曲目に収録されている「イントゥ・イット」はボーカル曲で、ポルデュリスの娘が作詞/作曲して自ら歌っているらしい。劇中では、卒業パーティーのシーンに使われていたようだ。 全11曲、総収録時間約36分。
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