既にいくつものレビューにあるように、システム面で今までストレス要因となっていたものが極力排除されているため、やり込みは快適だと思う 特にセーブ&ロードを繰り返す必要のある運要素がほぼ無くなったのは非常に好感触
その一方でストーリーも悪くは無かったが、展開の練り込み不足と唐突感が否めなかった
某掲示板にはPSPとの相性問題が取り上げられていましたが、特に問題なく使用できています。耐久性は今のところ問題はありませんが、寿命に関しては評価が難しいので4つ星にしました。程度問題ですが・・・。Lexar メモリースティック PRO Duo 4GB MARK2 PlatinumII
ひとつ前のタイプを使っていたのですが、電源コードの被覆が本体のところで割けてしまい危険なため買い換えました。
風量の表示されているタイプでは最大級のものだと思います。 髪は早く乾かせるので重宝しています。
髪型をセットしたりしないので、そういう使い方はできるかわかりません。
'90年代、雑誌のBRUTUSはよくマニアックな映画の特集をしていた。中でも、著名人たちが偏愛する映画について語った特集は本当に面白く、いまだにソフト化されていないようなタイトル名が並んでいた。 '98年に、過去のBRUTUSの記事を再編集&追加し、別冊として発売された「BRUTUS CINEMA」の中で、マイ・カルトムービー・スペシャルというコラムがあって、140人以上にも上るタレントや文化人たちが、実にマニアックな偏愛映画について語っている。秋元康は『まぼろしの市街戦』、楳図かずおはエドワード・ドミトリクの『山』、田口トモロヲはジャン・ガブリエル・アルビコッコの『アメリカの鼠』(うお、シブすぎ!っていうか観たい〜!)、日比野克彦は『首のない馬』(ディズニーの実写映画)、四谷シモンはカール・ドライエルの『奇跡』、かまやつひろしはジョン・ヒューストンの『ザ・デッド』、渋谷陽一はやっぱり『ナッシュビル』だった!(笑)・・・と、個人の心に深く刻まれる映画というのは、名作とか大作とは一線を隔したかなりコアな作品なのだというのがよく分かるのだが、そんな中、作家の藤沢周平氏が挙げた〈マイ・カルト・ムービー〉が本作『必殺の一弾』('56)だ。
3人組の強盗団を率いるヴィニー・ハロルド(ブロドリック・クロフォード)は、我こそ西部一の早撃ちを自称する男。早撃ちの名人がいると聞いてはその町に乗りつけ、撃ち倒すのを至上の喜びとしていた。悪党ヴィニーの噂は、クロス・クリークという小さな町で雑貨屋を営むジョージ・テンプル(グレン・フォード)の耳にも届く。彼は人知れず銃の技を磨きながらも、なぜか人々にそのことをひた隠しにしていたのだが、ヴィニーの噂が、ジョージの抑圧された心に火をつけてしまう。彼は人々の前で自分こそ西部一の早撃ちだと大口を叩く。しかし、普段はガンベルトすらしていないジョージのことを誰も信じようとしない。ついにジョージは自分の早撃ちの妙技を見せてしまい、町民の一人が、彼の銃に刻まれた6筋の傷を目ざとく発見する。 「ジョージの奴、虫も殺せない顔をして、いままで6人も殺していたのか・・・!」 そして、皮肉にも逃亡中のヴィニーの一行はクロス・クリークの町にやってくる。ついにジョージの噂を聞きつけるヴィニー。しかしジョージは突然弱気になって、町の人々に告白する。自分は臆病で、銃を人に向けた事などないのだと。 偏執狂のヴィニーは、町一番の早撃ちが出て来なければ、町を火の海にすると脅す。 脂汗をしたたらせて、ジョージはふらふらと町の大通りに歩み出る。果たしてジョージの運命は。そして、彼の銃に刻まれた6筋の傷の、秘められた物語とは?
藤沢周平氏は、本作を「小品だが、上質の短編小説に似た味わいを持つ映画」と評している。そして、クライマックスの決闘に赴くジョージの姿を「果し合いにのぞんだ剣客のように、死を覚悟したいさぎよさが漂う場面」とも。 マイ・カルト・ムービーと言いつつも、本作はあくまで'50年代のハリウッド映画なので、『エル・トポ』のような強烈なアヴァンギャルド性をもった作品ではないし、いかにもあの時代の映画という感じで、テンポもゆったり、派手なガンファイトやアクションも皆無。基本的に会話劇が中心の映画だ。しかし不思議にも飽きることなく観てしまう面白さがあることは確かだ。
主役を演じたグレン・フォードが中々良く、銃と因縁を持ちつつも捨てる事ができず、虚栄心から自ら蒔いた種が原因で、トラブルに巻き込まれてゆく気弱な主人公を好演している。背をまるめ、脂汗を浮かべながらの演技は、通り一般の西部劇の勇壮なヒーローたちとは一線を隔していて、面白いキャラクターだ。一方、ジョージの妻を演じるジーン・クレインは、心の弱い夫に対して実にしっかり者。実にハリウッド的な美人女優です。 ちょっと残念なのは、悪役のブロドリック・クロフォードに強烈なインパクトがないこと。この時代の悪役は、いまひとつ強面ぶりやクレイジーさが足りない感じで、この辺は'60年代後半から'70年代にかけてのニューシネマ世代の悪役俳優たちに一歩ゆずる印象をぬぐえない。
監督はラッセル・ラウス。原作者のフランク・D・ギルロイが監督と共同で自ら脚色。原題の『The Fastest Gun Alive』の「Alive」という言葉が、オチで効いてくる巧さがあって中々憎い。 音楽は何と、アンドレ・プレヴィンなのだが、ちょっと面白かったのは、映画前半で、主演でもなんでもないラス・タンブリンがこの音楽に乗って、もの凄くアクロバティックなダンスを披露するシーンがあるのだ。竹馬のようにスコップに足を乗せてステップを踏んだり、倒れたり起き上がったり、飛んだり跳ねたりとセットを縦横無尽に駆け巡るダイナミックな芸達者ぶりに目を見張ってしまった。 ラス・タンブリンと言えば筆者的には『不思議な世界の物語』で、イヴェット・ミミューのお相手役でジプシーのダンスを踊るシーンが記憶にあるが、はっきり言って主役を張っていた『不思議な世界の物語』よりも、本作の曲芸ばりのダンスの方がずっと凄かった。しかし・・・このシーンはストーリーの本筋とは何の関係もなく、ラス・タンブリンの演じるキャラクターも、物語と全くからんでこない脇役だというのが実に意味不明で笑ってしまう。実はこのシーンが本作で一番派手なシーンだったりするのだ(笑)。
本作を観ていてはっとしたのは、今までもいくつかのレビューの中で書いてきたが、セルジオ・レオーネは'50年代のアメリカ西部劇から多大な影響を受けていて、タランティーノのように色々なアイディアをリミックスして独自のマカロニ・ウェスタン世界を創り上げていった事が、この時代の西部劇を観ているとよく分かるのだが、早撃ちは必ず他の早撃ちに狙われるという設定や、ひねりの効いたラストといい、本作は『ミスター・ノーボディ』に影響を与えた作品なのではないだろうか、と筆者は感じた。
藤沢周平氏も「小品だが・・・」とおっしゃる通り、派手さはないが、古きよきハリウッド映画の味わいを愉しませてくれる作品だ。若い頃はどうしても、西部劇にはケレン味や派手なアクションがないと物足りなさを感じたものだが、筆者もトシをとってきたせいか、だんだんこうした映画の良さが判るようになってきた(笑)。
尚、本商品は、アメリカで発売されているオンデマンド方式のDVDで、日本の通常のデッキで再生可能。ただし英語字幕などの機能は一切なし。チャプターは10分ごとに打ってあるようだが、チャプター選択画面もなく、予告編などの特典映像も一切ないシンプルなソフト。画質は標準的なDVD画質で問題なし。 アマゾンで「必殺の・・・」とキーワードを打ち込もうとすると、即座に『必殺の一弾』が出てくるので、実は意外と本作の国内ソフト化を待ち望んでいる方は多いのかもしれない! 筆者は'50年代にはまだ生まれていない世代なので、こうした映画のリアルタイムな記憶はないが、シニア層をターゲットにした市場がこれから活況を呈してくると言われる中、『必殺の一弾』もマスト・DVD化の作品ではないだろうか。何と言っても藤沢周平が愛した西部劇なわけだし。 ぜひ!
最高です! ストーリーは笑いあり泣きあり感動ありの良いできです 戦闘もディスガイアよりも無茶できて自分的には好きな戦闘の仕方です
気になった点は やはりおばけ島での処理落ちですかね 自分はディスガイアPSP〜PS2〜3まであとファントムブレイブシリーズWIIいがいやってるなかでこの作品はなかなか良いと思います
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