大昔に映画館で見てこの映画の大フアンになりました。 テレビもレンタルビデオやさんでも、見ることができなく、思い切って購入。 やはりショパンのノクターンは映画のストーリーには無くてはならないベストマッチの一品
この映画に初めて鑑賞したのは50年以上前、小生が高校生の頃だった。正に愛情溢れる映画で何度も涙したのを思い出す、これ程の映画は今までないと思う。今日、当時を偲んでDVDを注文したので到着が待ち遠しい!!今も映画のサウンドトラックを良く聴いていますよ。
愛情物語。実在のピアニスト、エディ・デューチンの伝記映画です。タイトルの通り、物語は愛情に満ちています。古き良き時代の映画とは、こんなにも暖かくて、感動できるんだな、と思いました。 ショパンの夜想曲第二番がテーマ曲となり、物語全篇にわたり軽やかにメロディが流れます。タイロン・パワーはピアニストを演じ、当時絶頂の人気を誇っていたキム・ノヴァクは妻を演じ、息子役は、当時子役として引っ張りだこだった男の子が演じています。
エディと妻は、愛し合い、その愛は、永遠に続くと思われたが・・・。ここから先はあまり書かない方がいいですね。 ほんの少しですが、エディが戦争に行っているシーンがあります。そこで廃品のようなピアノを見つけ、赤の他人のアジア系の少年と、素敵な連弾を始めるシーンがあって、とても感動的だったし、戦争について改めて考えさせられました。エディは、赤の他人の少年にも愛情を持てるのに、自分の血の繋がった息子に愛情を与えたことはあっただろうか・・・と自分の過ちに気付きます。
哀愁が漂い、時には絶望的になるシーンもありますが、映画全体に流れるピアノの優しいメロディが、希望に向かわせてくれます。 音楽が素晴らしいですね。物語全体で、ピアノは喜怒哀楽を奏でている。主人公たちの感情を表現したかのように。 優しく、暖かい気持ちにさせてくれる、秀作です。
若い頃に見て今、又見る事が出来てとても懐かしく嬉しかったです。
30~40年代一世を風靡したピアニスト、エディ・デューチンの波乱の生涯を綴った感動の名作です。甘美な演奏で成功を収めた音楽家としての人生だけではなく、愛妻の死、息子との葛藤、妻の死を乗り越えて得た幸福など、感動的な人間ドラマに仕上がっているところがポイントです。 物語の折々で演奏されるショパンの『夜想曲』をアレンジした『トゥ・ラヴ・アゲイン』は、今やスタンダードと称されるほどの名曲になったことからも、この作品がいかに多くの人々に愛されているかを示しています。 デューチンを演じたタイロン・パワーのピアノ演奏は、実際には人気ピアニストであるカーメン・キャバレロが奏でているのですが、まるで実際に自分で弾いているかのような演技で、圧巻です。このカーメン・キャバレロは生前のデューチンと親交があったそうで、ほぼおなじ時期にダンス・バンドリーダーやピアニストを務めていたそうです。 タイロン・パワーの名演技はもちろん、デューチンの息子ピーター役の子も、なかなかの演技を見せてくれます。
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