傑作アルバム「The 9th Sense」のライブツアーファイナル、 渋谷クアトロ公演をまとめた全140分のDVDです。 21曲収録されていて、約半分が「The 9th Sense」から、 もう半分が主に前作、前々作からの曲という構成になっています。 キャリアに裏打ちされた安定感とグルーヴ感のあるラップ、ステージングは 日本語でラップを聴ける楽しさがモロに伝わってきます。 また、DJのシンコ氏は時折、ハウスやテクノのようにトラックを繋ぎ、 スライマングースの笹沼氏がそこに重いベースを絡めてくるのですが、 その絡みにはスリルがあり、一時たりとも目と耳が離せませんでした。 ロボ宙の存在感も侮れません。 また、特典として全国各地で語られたトーク(14話!)がまとめられているのですが、 これが即興漫才のようで、かなり面白いです。 ユルいけどタイトなMC二人の掛け合いには、豊かな感性や視点の鋭さ、 くだらなさなんかがよく出ていて、今まで生まれた数々の名曲の秘密を 垣間見た気がしました。本当にヤベェし、深けぇDVDです。 ありきたりの言い方ですが、同じ時代に生きててホント良かったなとか思いました。
高城剛作品でもあります。
僕はファミ通WAVE DVDでBOSEさんを知り、この本を買ったのですが、まず表紙のBOSEさんの家のアーカイブに驚きました。 ソファーに置いてあるXBOX 360のコントローラーを見ると何かBOSEさんらしいなぁと感じます。 中身の方なんですが、雑談系なので、小説が苦手な僕でも楽しく読めます。 この本を読んでいるとBOSEさんの趣味が色々と分かるので、スチャダラパー好きやBOSEの○○タイム好きな方にはおすすめの1冊です。
ANIさんの目線とかセンスて理屈を一切汲まないうえで見るものをあっといわせる説得力があるのはデビュー当時からとっくに分かっていましたが、あらためてこうしてようやく写真集のなっていつでも好きなときに気軽に楽しめるのはやはり嬉しいですね。一家に一つぜひ!!!
今では、ラップがヒットチャートの上位に顔を出すのも不思議ではなくなりましたが、そういう形で日本語のラップに興味を持った方々(特に若人)に、是非聴いてもらいたいのがスチャダラパーです。 BOSEとANIの掛け合い、いいっすよね。
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